Intel(インテル)や AMD などが発表している、今後の CPU の発売予定です。
つまり、パソコンの「世代」が変わる予定表でもあります。

ただし、あくまで予定であって、実際にこの通りに進むとは限りません。

CPUロードマップ(2025年9月)

2025年8月のCPU/半導体メーカーは、再びトランプ関税に振り回されることになりました。
先月末、トランプ関税は大まかに決着したと見られていたのですが、8月7日に「半導体は別枠で関税100%を課す」とトランプ大統領が発言
もちろんそんなことになったら業界激震です。

加えて、就任したばかりの Intel の CEO リップ・ブータン氏の辞任を要求
理由ははっきりしておらず、アメリカ人じゃないからだとか、過去に中国との関係が深かったからだ、Intel 14A の中止を示唆したからだ、など色々と憶測が飛び交いました。

さらに8月10日、AMD と NVIDIA が中国での売上の15%を米政府に支払う協定を締結
両社にとって中国の売上は大きく、2024年度は AMD が24%、NVIDIA が13%を占めていたようで、減収は必至。 しかもトランプ大統領は「20%は欲しい」と発言しています。
ただ、15%の支払いで中国への輸出のお墨付きを貰えたとも言え、NVIDIA はさっそく中国向け製品の準備を進めています。

しかし「政府が企業から上納金を取るようなまねをして良いのか?」「中国への半導体輸出規制は戦略的なものだったのに金で許すのか」みたいな批判もあります。
加えて中国は NVIDIA の半導体の使用を避けるよう企業に要請しており、先行きは不透明。
ちなみに NVIDIA が中国に輸出している H20、AMD が中国に輸出している MI308、共に中国向けに性能を下げた製品(AIアクセラレーター)です。

ネガティブなニュースが続きましたが、8月11日、トランプ大統領と Intel のリップ・ブータン氏が会談。
これでトランプ大統領は態度を一変し、Intel への支援発表、米政府が Intel の筆頭株主になり、さらにオハイオ州の新工場建設も援助するとコメント。
22日には89億ドルの出資を約束し、そして27日、早くも Intel は57億ドルを受け取りました。

オハイオ州の新工場は今年3月に稼働を2030年以降に延期すると発表したのですが、状況が変わるかもしれません。
新世代CPUである Intel 14A の開発も進むものと思われます。

ただ、「私企業にそんなに肩入れしていいのか?」「政府が筆頭株主なんて自由経済に反するのでは?」といった批判はやはりあります。
ちなみに日本のソフトバンクグループも Intel に20億ドルの出資を発表しています。

8月15日、トランプ大統領は「半導体の関税は将来200%、300%にも」ともコメント
今後もしばらく落ち着かないかもしれません。
とは言え「トランプは TACO なので」という楽観的な雰囲気もあって、以前ほど騒動にはならなくなっていますが……

なお、8月末には NVIDIA の決算もありました。
相変わらずの好決算で、市場が過剰な期待をしていたため株価は少し下げていますが、引き続き AI 産業が伸び続けていることを示唆しています。
私的には、「ゲーム用ビデオカードの会社の決算が世界経済を揺るがすようになるとはなぁ」と思わずにはいられません。

今後のCPUの開発や予定についてですが…… Intel や AMD の公式発表は特にありません。
Hot Chips 2025 という技術発表会があったのですが、データセンターやAI活用例などの講義が中心で、個人向け製品に関する発表はありませんでした。
パソコン市場の動向も、特に新パーツの発売がなかったので目立った変化は見られません。

ただ、スペインの Seleno という会社の製品資料に、Intel と AMD の最新CPUロードマップが掲載されていると、各PC情報サイトやSNSを賑わせています。

これは Intel や AMD の発表ではなく、また Seleno は企業向け(OEM)のノートPCキットの開発会社なので、ノート用CPUについて述べられているものであることに注意してください。

Intel のロードマップは以下のようになっています。(クリックで拡大)

Seleno社 プラットフォームロードマップ インテル

Intel 18A の Panther Lake は従来の発表通り2025年末の発売予定。
全体的に既存の発表と大差ありませんが、2026年に「Wildcat Lake」なるCPUが見られます。

これは過去にも噂で少しだけ名前が出ていたのですが、続報がないので進んでいないのだと思われていたもので、久々に出てきて驚かれています。
以前は軽量ノートPC向けの省電力CPUになると言われていましたが、消費電力28Wと15Wなので、実際にその通りになりそうです。

Lunar Lake の後継の位置ではなく、第14世代 Core の後にありますが、AI のマークがあるので NPU は備わるようで、どんなCPUになるのか楽しみにしたいところ。

なお、一番下にある Twin Lake-N はミニPC(手のひらサイズの超小型デスクトップ)用の製品で、ミニPC用 Alder Lake(第12世代 Core)の改修型です。

Arrow Lake Refresh の名前がありませんが、これはデスクトップ用になると言われています。
ノートPCキットのスケジュールにないのは、それを裏付けていると言えます。

AMD のロードマップは以下のようになっています。(クリックで拡大)

Seleno社 プラットフォームロードマップ AMD

2026年には登場するのでは? と言われていた Zen6 ですが、Seleno 社のロードマップでは、ノートPC用は2027年からの導入となっています。
その代わり、2026年に「GORGON POINT」なる Zen5 の後期型が出る模様。
メデューサの前がゴルゴンという石化モンスターな命名。 コアって石とも言いますが……

製造プロセスは現行の Zen5 と同じ 4nm になっていて、3nm 版 Zen5 の噂もありましたが、どうやら実現はしなさそう。
また、6月の AMD のイベントで「2026年に登場する Zen6 のサーバー向けCPUは TSMC 2nm で製造される」とアピールされていましたが、Medusa Point が 3nm と記載されているので、個人向け主力モデルの Zen6 は 3nm となりそうです。

資料にある現行CPUのうち、Fire Range は Ryzen 9 9955HX3D などのNPU非搭載のノートPC用ハイエンドCPUです。
Strix Halo は Ryzen AI Max+ で、これは2027年以降もそのままの模様。

Strix Point は Ryzen AI 9、Krackan Point は Ryzen AI 7 と 5 のこと。
Hawk Point は Ryzen 200 シリーズと 8000 シリーズであり、Zen4 の後期型です。
そしてこれらは2026年の Gorgon Point で Zen5 後期型に更新される予定となっています。

下位モデルに使われている Rembrandt-R は Zen3+ で、2025年末から Zen4 に変わっていますが、これはあくまで Seleno 社の製品計画の話でしょう。
その先、2027年の後半に Medusa BB という名前があるのは注目です。

エントリーモデルの Picasso は Zen+、Mendocino は Zen2 ですが、これも Seleno 社の低価格製品の話であり、すでに旧式化しているので日本の個人向け製品で見ることはほぼないと思われます。
ただ、Zen2 は低価格デスクトップでは Ryzen 5 4500 がよく使われています。

というわけで、注目は Panther Lake に加えて、Wildcat Lake と Gorgon Point。
今後の続報に期待しましょう。


現在おすすめのパソコンは、ノートPCは こちら、ゲーミングPCは こちら をご覧ください。

CPU の基本説明は こちら、用語については こちら で解説しています。

CPUの性能一覧グラフは こちら、ビデオカードの性能一覧グラフは こちら です。

(以下は過去ログです)

※2025年8月1日版

Intel(インテル)や AMD などが発表している、今後の CPU の発売予定です。
つまり、パソコンの「世代」が変わる予定表でもあります。

ただし、あくまで予定であって、実際にこの通りに進むとは限りません。

CPUロードマップ(2025年8月)

2025年6月から7月にかけて、AMD の最新廉価CPUである Ryzen AI 7Ryzen AI 5Ryzen 200 シリーズを搭載するノートパソコンが HP、Dell、Lenovo から発売されました。
Ryzen AI 7 と 5 は Zen5、Ryzen 200 は Zen4 後期型のコアを持ちます。

廉価ノートパソコン市場に価格破壊や性能引き上げを起こし得るコストパフォーマンスがあり、特に Ryzen AI 5 搭載機は HP がセール価格ではあるものの99800円という最新機としては破格の値段で販売。(8月からは12万円)
Ryzen AI 7 の新型機も15万円前後で最新CPUらしい性能を発揮しています。

また、Intel の Core Ultra 200U シリーズを搭載するノートパソコンも増えており、こちらも HP が約10万円で売るなど、かなり格安。
ノートパソコンのCPUは一気に世代交代していきそうです。

今のところ、Zen5 の Ryzen は消費電力の割に発熱が高いためか15インチ以上の大型ノートで使われているケースが多く、対して Core Ultra 200U は性能は劣るものの消費電力と発熱が低いため14インチ以下のモバイルノートで主に使われています。

Ryzen 200 シリーズも約10.5万円の格安 ThinkPad に使用され、高いコスパを見せており、安価CPUの定番になれそうなポテンシャルがあります。

ただ、軽量ノートでは Core Ultra 200V(Lunar Lake)や初代 Core Ultra(Meteor Lake)、ハイスペックノートやゲーミングノートでは Core Ultra 200H や Ryzen AI 9、第13/14世代 Core が使われていて、依然として混在の状態。
新製品のラインナップの一部は おすすめノートPC のページをご覧ください。

デスクトップは特に新CPUは登場していないので、変化はありません。
7月に最新の廉価ビデオカード GeForce RTX 5050 が発売されましたが、ハード性能は GeForce RTX 4060 と大差なく、3060Ti よりも下。 価格もそれほど安くありません。
DLSS 4 対応タイトルならカバーできますが、そこを考慮しなければ微妙なところ。
もうちょっと価格が下がるのを期待したいところです。

今後の CPU の開発予定ですが……

Intel の決算が発表され、相変わらずの赤字でドイツやポーランドの新工場計画が中止、コスタリカの工場も廃止されるなど、製造部門の整理が続いています。
ただ、個人向けのCPUは引き続き堅調で、AI関連も手堅く、共に売上は微増。
赤字なのは製造(ファウンドリ)部門の設備の減損によるものです。

そして、決算自体よりも巷を大きく賑わせているのは、証券取引委員会に提出された書類に小さく書かれていた、以下の一文。

「Intel 14A の重要な外部顧客を確保できない場合、Intel 14A およびその他の次世代最先端プロセス技術の追求を一時停止または中止する可能性があります」

これが飛躍して「Intel 14A 中止か?」「ロードマップに重大な変更の可能性!」といった意見が飛び交っています。

Intel 14A は「高NA EUV 露光装置」という ASML 社の超高額な最新装置を使わないと製造できない最先端半導体で、2nm よりさらに微細なプロセスのCPUを作るのに不可欠と言われていますが、これが中止になればCPUの発展は大幅に後れることになります。

高NA EUV 露光装置は TSMC やサムスンも導入予定ですが、あまりに高すぎるのと、歩留まり(良品率)が悪いことで、どちらも懸念を示しています。

Intel は赤字続きであれこれ言われているため、とりあえず Intel 18A に集中して経営を改善したいようですが、その Intel 18A も競争力が足りないとか何とか言われています。
ただ、この辺は 14A の件も含め、アナリストごとに言っていることが違うので、今の時点では具体的な話は推測に過ぎないと考えておいた方が良いでしょう。

Intel 18A の進捗は相変わらず「順調です」というコメントしかないものの、歩留まり率は55%まで上昇、TSMC の2nmは65%、サムスンは40%なので、2位の位置に付けている…… というアナリストの報告があります。
公式の発表ではありませんが、確かに進展はしているようです。

AMDはまだ決算前で、特に動きはないというか、先に述べた Ryzen AI 7 / 5 と Ryzen 200 の普及が始まったのが大きなニュースです。
どれも廉価ノートパソコン用のCPUとしては優れたパフォーマンスを持ちます。

また、公式発表ではありませんが、デスクトップ向けの新CPUの準備、そして Zen6 のサンプル配布開始などの噂などが出ています。
Zen6 は先月の発表会で「TSMC の 2nm で製造される。Zen5 の1.7倍の性能を持つ Zen6 コアのサーバー用CPUが2026年に投入される」というコメントが出たので、こちらもそろそろ製造に向けて動き出していると思われます。

トランプ関税については、日本やEUとの関税率が15%となり、これに半導体も含まれるようであるため、ひと段落と言ったところ。
「やはり TACO だったか」とか言われていますが、ともあれ市場は落ち着いています。

もちろん半導体やPCパーツは製造から販売までの各過程で関税の影響を受けるため、全く悪影響がないわけではありませんが、とりあえずパソコンへの影響は限定されたものとなりそうです。


※2025年7月2日版

Intel(インテル)や AMD などが発表している、今後の CPU の発売予定です。
つまり、パソコンの「世代」が変わる予定表でもあります。

ただし、あくまで予定であって、実際にこの通りに進むとは限りません。

CPUロードマップ(2025年7月)

2025年6月、Dell と HP が Core Ultra 200H シリーズ(Arrow Lake、Core Ultra 7 255H)を搭載するノートパソコンを発売しました。
4月に ASUS と Lenovo が搭載機を発売して以後、トランプ関税の影響もあってしばらく後続がなかったのですが、ようやく登場です。

ただ、Dell の Core Ultra 7 255H 搭載機は約30万円と非常に高額。 Lunar Lake 機より高い。
HP の搭載機は実売価格で約17万円と買いやすい値段ですが、出荷は7月以降になる模様。

Dell と Lenovo は省電力CPUである Core Ultra 200U(Core Ultra 5 225U など)を搭載するノートPCの販売も始めています。

現在のノートパソコンのCPUは第13世代 Core(Raptor Lake)や Lunar Lake を中心に、混在の状態が続いていますが、Core Ultra 200H/U が普及すれば、こちらにシフトして行くのではないかと思われます。

Ryzen AI 7(Zen5 の安価型)を搭載する製品も出てきており、マウスやドスパラなどの国内のBTOメーカーでも扱い始めています。
ただ、数は多くなく、AMDの安価CPUなら、そろそろ出るはずの Ryzen 200 シリーズが主力になると思われます。

Ryzen 200 シリーズ公式PDFは Zen4 後期型(Hawk Point)を改修した安価CPUで、発売予定日はすでに過ぎています。
AI(NPU)性能は Core Ultra 200H と同じく第1世代(16TOPS)。
昨今 AI が話題ですが、個人向けパソコンではまだ有効活用できていないため、今年発売のCPUではあまり重視されていません。

デスクトップパソコンは、特に変化はありません。
上位モデルは Core Ultra 200S シリーズ(Arrow Lake、Core Ultra 7 265 など)が主流。
中間モデルは Zen4 に加え、ゲームに強い第14世代 Core が根強い人気。
安価モデルは Zen4 や Zen3 の Ryzen が中心。
ハイスペックなゲーミングPCでは Ryzen 7 9800X3D(Zen5)の人気が続いています。
カテゴリによって明確に分かれていて、新しいCPUの登場予定がしばらくないため、当分はこの状態が続きそうです。

ただ、ビデオカードの GeForce RTX 5000 シリーズが続々登場しているため、デスクトップのゲーミングモデルやクリエイターモデルは最新構成が毎月変わっています。
6月に GeForce RTX 5060 が登場し、これで終わりかと思いきや、GeForce RTX 5050 が新たに発表され、公式ページ も公開されました。

発売日は7月下旬と見られ、GeForce RTX 4050 のデスクトップ用は登場しなかったため、久々の下位モデルの更新となります。
メモリが最新の GDDR7 ではなく、旧来の GDDR6 のようですが、メモリ周りが改良されているのか、4000 シリーズよりメモリ帯域は増えている模様。
性能は高くないと見られますが、DLSS 4 である程度は補えるはずです。

なお、ドスパラが6月24日に GeForce RTX 5050 Laptop 搭載ゲーミングノートを発売しており、ノート用はすでに出荷されているようです。

今後の CPU の開発予定ですが……
6月から急に、Intel の「次の次」の CPU である Nova Lake の噂(リーク情報)が飛び交い始めました。

最大で Pコア16+Eコア32+LP-Eコア4 の合計52コアになる、内蔵GPUは Xe3 だが部分的に Xe4 のシステムも含まれる、製品によっては積層キャッシュを搭載する、などなど……

公式発表ではなく、出所が SNS のあやしい情報もあり、正しいとしても発売は2026年末以降と思われるので、予定が変わる可能性も高いです。
ただ、急に噂が流れ始めたことは、内部で具体的な開発が始まったことを意味しているかもしれません。
今年登場予定の Panter Lake や Arrow Lake Refresh については続報はありません。

あと、ちょっとした話題として…… シャープの亀山工場を Intel CPU の後工程工場にする計画がスタートしています。
最先端半導体を扱うのかどうかはわかりませんが、注目と言えます。 詳しくは こちら を。

AMD は、6月に企業向けの AI イベント「Advancing AI 2025」を開催しました。

個人向けの製品に関する発表はなかったのですが、来年発売予定のサーバー用 CPU「EPYC」の次世代型 "Venice" の発表において、「Zen6 世代になる。TSMC の 2nm プロセスで製造され、性能は現行(Zen5)の1.7倍になる」とコメントされました。

AMD EPYC Venice Zen6

これは Zen6 の性能や進展に関する、初の公式コメントと言えます。
個人向けの Zen6 Ryzen も、この発表から性能や投入時期を伺うことができそうです。
思われていたより早いかも?

このイベントでは AMD のAIアクセラレーター「Instinct MI350」「MI355」が紹介され、来年発売の「MI400」の発表も行われています。
基本的に AMD は、AI 部門でもコストパフォーマンス重視で行く模様。
NVIDIA の独占状態を打開する! と意気込んでいるようですが……
プレスリリースは こちら、講演会の動画は こちら をご覧ください。

また、CPU の開発とはちょっと違うのですが……
人気ゲーム「フォートナイト」が年内に Snapdragon X に対応すると発表されました。

Arm プロセッサである Snapdragon は Arm版Windows を使わなければならないため、最新のソフトウェア、特にゲームの多くが動作しません。
詳しくは こちら を。

フォートナイトは DirectX11世代のやや古いゲームであるため、動いてもおかしくはないのですが、同時に起動するチート対策ソフトが動かないため、プレイできませんでした。
今回の発表はその対策を行うもので、これをきっかけに一向に進まないARM対応が進むのではないかという期待があるようです。

また、Snapdragon X を搭載する Chromebook の開発が進んでいる模様。
確かにソフトウェアの互換性に問題がある Snapdragon の場合、それをあまり考慮しなくて良い Chromebook はマッチしていると言えます。

最後に、パソコン関連に暗い影を落としている「トランプ関税」について。
別枠で関税をかけることになっていた半導体ですが、4月になっても5月になっても対応が先送りされ、ついに6月には音沙汰がなくなりました。
一方で Intel や TSMC、Qualcomm や Micron などが次々と懸念を表明、このままスルーされそうな雰囲気です。

そして、スルーされ続けた結果…… 半導体が一律の関税に含まれるのかどうか、結局わからないまま7月9日の交渉期限を迎えそうです。

トランプ関税の適用が再延期されなければ、すべての品目に関税が上乗せされます。
半導体が別枠になっていない場合、材料・製造・試験・販売の全工程に輸出入が関わる半導体にとっては厳しい措置。
Xデーの7月9日にどうなるのか? 再び TACO(トランプはチキン野郎)で先送りされるのか、見守りたいところです。


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CPU の基本説明は こちら、用語については こちら で解説しています。
CPU の性能一覧グラフは こちら をご覧ください。

メモリなど、他のパーツについては カスタマイズについて のページで説明しています。