(毎月更新)

【 現在のノートパソコンの選定基準 】

  • CPU(処理性能)は Core Ultra 200V(Lunar Lake)、Ryzen AI(Zen5)、Snapdragon X、それ以外に分けています
    • 8月より第2世代 AI PC(上記の新型CPU搭載機)を重視しています
  • メモリは16GB以上、ストレージは512GB~1TB
  • 携帯性重視なら重量1.1kg以下で、バッテリー公称8時間以上
  • 安価モデルは10万円以下、Celeron や Core i3 等の下位CPUでないもの
  • 機能と価格のバランスが取れていて、信頼とサポートのあるメーカーであること

今回は、次世代機7選、一般/安価ノートPC5選、軽量ノート2選を掲載しています。
新型CPU搭載機の普及に伴い、旧世代機の紹介は大幅に減らしています。

【2024年10月の市場動向】
次世代の CPU は、インテルの Core Ultra 200V(Lunar Lake)、AMD の Ryzen AI 300(Zen5)、クアルコムの Snapdragon X が、一通りそろいました。
今後、これらを搭載するノートパソコンが主流になっていくと見られますが、価格が高いので、従来からある第13世代 Core や Ryzen 7000/8000(Zen4)を搭載する機種も、安価機でまだ現役です。

Snapdragon X 搭載機は使えないソフトウェアが多いので注意してください。
その詳細(ARMプロセッサ と ARM版Windows の長所と欠点)は こちら にまとめています。

※ゲームをやりたい場合はノートPCも ゲーミングモデル から選んでください。
※価格は2024年10月10日時点のものです。セールは終了していることがあります。
※製品リンクにはアフィリエイトが含まれています。

Core Ultra 200V(Lunar Lake)搭載機

2024年10月から普及している Intel(インテル)の第二世代 AI PC です。
低い電力で従来より高い性能を発揮でき、発熱が低く、バッテリーが長持ちするのが特徴です。
内蔵するグラフィック機能も新型になっています。

  1. DELL XPS 13(Core Ultra シリーズ2)

  2. DELL XPS 13

    NEW! 次世代ミニマルデザインPC

    処理速度 9
    携帯性能 7.5
    液晶画面 10
    付加機能 8
    外観 10
    AI 第2世代
    ゲーム 6
    コスパ 4
    価格:
    約26~30万円(税込)

    DELL の個人向け高級ノートパソコン「XPS」シリーズの13型モデル。
    XPS13 は初代 Core Ultra を搭載する際、ミニマルデザインに生まれ変わった。
    枠のないタッチパッド、タッチランプ式の機能キーなど、シンプルなオシャレを追及した外観となっている。
    そんな XPS13 で、Core Ultra シリーズ2(Lunar Lake)を選択可能になっている。

    Core Ultra 5 226V と Core Ultra 7 256V(メモリ16GB版)、Core Ultra 7 258V(32GB版)を選択でき、モニターも OLED(有機ELディスプレイ)を選べ、サウンドも優れている。
    価格は高めで、Core Ultra 5 でも26万円、Core Ultra 7 だと28万円以上となるが、約1.2kgで13型の本体は持ち運びしやすく、最先端でスタイリッシュなノートPCを求める人に最適だ。

    基本仕様(Core Ultra 7 メモリ16GB機)

    13型 3K有機EL or 液晶モニター、Core Ultra 5 226V or Core Ultra 7 256V / 258V、メモリ 16GB/32GB CPU内蔵、NVMe SSD 512GB/1TB/2TB、重量1.2kg、バッテリー55W(最大26時間)、顔認証、Wi-Fi 7、Thunderbolt4 x2、Waves MaxxAudio 4スピーカー

    製品ページへ

  3. Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen 9

  4. Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen 9

    NEW! Intel と共同開発の次世代機

    処理速度 9
    携帯性能 5
    液晶画面 8
    付加機能 8
    外観 7
    AI 第2世代
    ゲーム 6
    コスパ 6
    価格:
    252,560円(税込)

    レノボのスタイリッシュノート「Yoga」シリーズの15.3型 Core Ultra 200V 搭載機。
    Aura Edition は Intel と共同開発した特別仕様を意味している。

    Yoga シリーズらしい薄型のスマートな設計で、モニターは独自の高発色機能を持つ3K液晶。
    32GBメモリを内蔵する Core Ultra 7 を搭載しながら約25万円の価格に抑えているのが最大の長所であり、2つのウーハーを含む4つのスピーカー、70Wのバッテリーも備える、コストパフォーマンスに優れた次世代機だ。

    ただ、重さは約1.5kgと次世代 AI PC としては軽くなく、大きめの15型であるにも関わらずテンキーがないのは短所と言える。

    基本仕様

    15.3型 液晶モニター(16:10、3K、120Hz、タッチパネル)、Core Ultra 7 258V、メモリ 32GB CPU内蔵、NVMe SSD 1TB、重量1.53kg、バッテリー70Wh(公称22.4時間)、顔認証、Thuinderbolt4 x2、Wi-Fi 7、4スピーカー

    製品ページへ

    Amazon

  5. HP OmniBook Ultra Flip 14-fh

  6. HP OmniBook X 14-fe

    NEW! HP の機能性重視次世代機

    処理速度 9
    携帯性能 6
    液晶画面 10
    付加機能 9
    外観 8
    AI 第2世代
    ゲーム 6
    コスパ 4
    価格:
    299,200円(税込)

    HP の個人向け次世代 AI PC ブランド「OmniBook」の14型 Core Ultra 200V 搭載機。
    機能性に優れた高級モデルで、HP独自の豊富な機能を持ち、900万画素のカメラを搭載、画面も OLED(有機ELディスプレイ)で、スピーカーも4つ備える。
    折り返してタブレットスタイルにできるコンパーチブル型の 2in1 でもあり、ペンも同梱。

    価格は Core Ultra 5 で約25万円、32GBメモリ内蔵の Core Ultra 7 だと約30万円と安くはないが、重さは1.34kgに抑えられており、機能性重視の Core Ultra 200V ノートが欲しいならお勧めの製品だ。
    なお、約35万円するが、Core Ultra 9 搭載機も予定されている(12月から)。

    基本仕様(Core Ultra 7搭載機)

    14型 有機EL(16:10、3K、120Hz、タッチパネル)、Core Ultra 7 258V、メモリ 32GB CPU内蔵、NVMe SSD 1TB、重量1.34kg、バッテリー公称20時間、顔&指紋認証、カメラ900万画素、Wi-Fi 7、Thunderbolt4 x2、Poly Studio 4スピーカー、折り返しヒンジ、ペン同梱

    製品ページへicon

Ryzen AI 300(Zen5)搭載機

2024年8月から普及している AMD の第二世代 AI PC です。
従来より低い電力でも高性能を発揮でき、内蔵するグラフィック機能も優秀です。
Core Ultra 200V(Lunar Lake)より価格は高めです。

  1. ASUS Vivobook S 14(Ryzen AI 9 搭載)

  2. ASUS Vivobook S 14 OLED (M5406)

    Zen5 の Ryzen 汎用ノート登場

    処理速度 10
    携帯性能 7
    液晶画面 10
    付加機能 6
    外観 7
    AI 第2世代
    ゲーム 6
    コスパ 8
    価格:
    209,800円(税込)

    ASUS の一般向けノートパソコンブランド「Vivobook」の14型最新モデル。
    Vivobook は家電量販店でも売られている汎用ブランドだが、本機は高性能な Ryzen AI 9 を搭載し、モニターも OLED(有機ELディスプレイ)、メモリも32GBを搭載する高性能機。
    それで約21万円というのは、かなりコストパフォーマンスに優れている。

    重さも約1.3Kgと軽めで、バッテリーも75Whと大容量。
    一般向けPCとしては高価なモデルだが、次世代機の中でもお勧めだ。

    基本仕様(メモリ32GB機)

    14型 有機EL(16:10、3K、120Hz)、Ryzen AI 9 HX 370、メモリ 32GB、NVMe SSD 1TB、重量1.3kg、バッテリー75Wh、顔認証、Wi-Fi 6E、USB4、ハーマンカードンのスピーカ

    公式紹介 販売ページ

    Amazon

  3. ASUS ProArt PX13 HN7306

  4. ASUS ProArt PX13 HN7306

    13型 Ryzen AI 9 + GeForce 4060

    処理速度 10
    携帯性能 7
    液晶画面 10
    付加機能 10
    外観 7
    AI 第2世代
    ゲーム 9
    コスパ 5
    価格:
    299,800円(税込)

    13型の小型ノートパソコンなのに、次世代上位CPUの Ryzen AI 9 と、高性能ビデオカード GeForce RTX 4060/4070 を搭載するという、常識外れのマシン。

    クリエイターPCブランド「ProArt」のひとつで、Photoshop などで活用できるダイヤルパッド機能と、折り返してタブレットスタイルで使えるコンパーチブル型 2in1 の機能を持つ。
    OLED(有機ELディスプレイ)の高発色モニターを備え、超高性能お絵かきタブレットとして使えるが、これだけの性能があれば動画編集はもちろん、ゲーミングPCとしても一流だ。

    それを13型で実現しているのは、もはやおかしい。ASUS 以外には作れない(と言うか、作ろうともしない)特異なマシンと言える。

    基本仕様(GeForce RTX 4060 機)

    13.3型 有機EL(16:10、3K、タッチパネル)、Ryzen AI 9 HX370、GeForce RTX 4060 Laptop 8GB、メモリ 32GB、NVMe SSD 1TB、重量1.38kg、バッテリー73Wh、顔認証、Wi-Fi 7、USB4、ハーマンカードンのスピーカー、ダイヤルパッド、折り返しヒンジ

    公式紹介 販売ページ レビュー

    Amazon

Snapdragon X(ARMプロセッサ)搭載機

2024年6月から普及している Qualcomm(クアルコム)の第二世代 AI PC です。
消費電力と発熱が低く、スリープからの復帰が高速、スリープ中でもネット接続を維持できるといった、他にない特徴を持ちます。
しかし動かないソフトウェアが多い ARM版 Windows を使わなければなりません。
ARM版Windows の注意点は こちら にまとめています。

  1. Lenovo IdeaPad 5x 2-in-1 Gen 9

  2. Lenovo IdeaPad 5x 2-in-1 Gen 9

    NEW! 約12万の格安次世代機登場

    処理速度 7
    携帯性能 6
    液晶画面 9
    付加機能 5
    外観 6
    AI 第2世代
    ゲーム 3
    コスパ 9
    価格:
    119,790円(税込)

    レノボの一般向けノートPCブランド「IdeaPad」の Snapdragon X 搭載14型モデル。
    9月に発売された安価な第2世代 AI CPU「Snapdragon X Plus - X1P-42」を搭載し、驚きの約12万円という価格で販売開始した、次世代ノート最安機。

    処理性能は第13世代 Core i7 と同クラスだが、AI 性能は最新世代(NPU 45TOPS)。
    動くソフトウェアに制限があるARMプロセッサだが、スリープからの復帰が早いなどの Snapdragon の特性は、こうした軽作業に使うセカンドPC向けの機種で生きると言える。
    しかもこの価格で超高画質のOLED(有機ELディスプレイ)を搭載する。
    重さは約1.5kgと軽くはないが、この安さはあまりにも魅力だ。

    基本仕様

    14型 有機EL(16:10、タッチパネル)、Snapdragon X Plus X1P-42、メモリ 16GB、NVMe SSD 512GB、重量1.48kg、バッテリー57Wh、指紋認証、Wi-Fi 7、折り返しヒンジ、ペン同梱

    製品ページへ

    Amazon

  3. ASUS ProArt PZ13 HT5306

  4. ASUS ProArt PZ13 HT5306

    NEW! Windows 2in1 タブレット

    処理速度 7
    携帯性能 7
    液晶画面 10
    付加機能 9
    外観 8
    AI 第2世代
    ゲーム 3
    コスパ 4
    価格:
    249,800円(税込)

    Snapdragon X Plus を搭載する ARM版Windows の13型タブレット 2in1。
    Core Ultra 200V(Lunar Lake)や Ryzen AI が登場した今、動くソフトが少ない欠点を持つ Snapdragon X を有効に活用する方法を考えると、省電力と低発熱、スリープからの高速復帰などを有効利用できるタブレットとなるだろう。
    本機は9月に発売された、安価で性能は低めだが、より省電力で低発熱な Snapdragon X Plus - X1P-42 を使って作られたセパレート(分離型)2in1 だ。

    クリエイター向け、かつアウトドア使用が想定されており、写真家や動画編集者、イラストレーターなどが外で作品作りに活用できる機種となっている。
    処理能力は次世代CPUとしては低いが、Windows タブレットとしては破格で、パソコン用の Photoshop を利用できるのが大きな長所と言える。

    ※この製品は現在 ASUS 公式ストアから削除されています。Amazon では購入可能です。

    基本仕様

    13.3型 有機EL(16:10、3K、タッチパネル)、Snapdragon X Plus - X1P-42、メモリ 16GB、NVMe SSD 1TB、重量 タブレット本体850g、キーボード+カバー付き1.5kg、バッテリー70Wh(公称26時間)、顔認証、Wi-Fi 7、USB4 x2、ARM版Windows、アウトカメラ1320万画素、インカメラ490万画素、カバー+キーボード+ペン付属

    公式紹介 レビュー

    Amazon

おすすめ 一般/安価ノートパソコン

  1. Inspiron 14 (2024年モデル)

  2. Inspiron 14

    第13世代 Core i5 で最安級

    処理速度 4
    携帯性能 5
    液晶画面 4
    付加機能 5
    外観 6
    AI 0
    ゲーム 3
    コスパ 10
    価格:
    6~9万円台(WEB価格、変動)

    第13~14世代の Core i5 で約7~8万円台という超格安パソコン。
    省電力型ながら第13世代以降の Core i5 を選べるので、標準的に使える能力を備える。
    デルのWEB販売はセール等で価格がかなり変動するが、安い時には6万円台で買える。

    ここでは Core i5-1334U を選択し、メモリを16GB(グラフィックも Iris Xe)にしたものを格安機としてお勧めする。
    Core i3 は能力が低く、値段もあまり変わらないのでお勧めしない。
    Core 5 120U や Core 7 150U という14世代CPUも選択できるが、第13世代 Core と大差ない能力で、その割に高いのでお勧めできない。
    AMD 機は Ryzen 7 8840U 搭載機ならコストパフォーマンスに優れる。

    基本仕様(Core i5、メモリ16GB時)

    14型モニター(16:10)、Core i5-1334U、メモリ 16GB DDR5、NVMe SSD 512GB、シルバーと黒、重量1.54kg、バッテリー41Wh

    製品ページへ

    Amazon

  3. HP Pavilion 16-af

  4. HP Pavilion 16-af

    Core Ultra 最安級ノートPC

    処理速度 5
    携帯性能 3
    液晶画面 5
    付加機能 7
    外観 7
    AI 第1世代
    ゲーム 3
    コスパ 9
    価格:
    124,800円(定価174,900円)

    HPが2024年5月末に発売した、最安級の Core Ultra 搭載ノートパソコン。
    そして、ロングセラーだった15型ノートが販売終了したため、HP の一般向け安価モデルはこれが担うこととなった。

    省電力 Core Ultra 5 のため処理性能は高くはないが、高い電力効率による長時間駆動を誇る。
    16インチの大型機で重量もあるが、横4桁のテンキーがあり、縦横比16:10の大画面のため作業がしやすい。
    HPらしいセンスの良さ、高速充電、タッチパネル、2本のアンテナによる安定通信は健在。
    今後を考えると安価機にもAI機能(NPU)が欲しい、という人にも良い機種だ。

    基本仕様

    16型モニター(16:10)、Core Ultra 5 125U、メモリ 16GB LPDDR5x、NVMe SSD 512GB、白と淡い青、重量1.79kg、バッテリー公称11時間、顔認証、タッチパネル

    製品ページへicon

    Amazon

  5. ドスパラ GALLERIA RL7C-R35-5N / C5N

  6. THIRDWAVE DX-M7L

    AI なんていらない人へ

    処理速度 9
    携帯性能 3
    液晶画面 5 / 8
    付加機能 4
    外観 5
    AI 0
    ゲーム 7
    コスパ 9
    価格:
    約12万 / 13万円(税込)

    このパソコンはゲーミング/クリエイターノートなので、一般ノートの部類ではないのだが、安価で多用途可能なためこちらでも挙げておきたい。
    第13世代 Core の性能重視型CPUと、安価ながら強化型のビデオカードを搭載しており、流行りのAI(NPU)はないが、そのぶん安くて処理性能に優れる。
    安くて標準画面のゲーミング仕様(5N)と、少し高いが高画質のクリエイター仕様(C5N)の2タイプがある。

    消費電力が高く、重量もあるため、持ち運びには向かないが、テンキーを備えており、据え置きで使うなら事務や動画編集、写真加工など、一通りの作業を高いレベルで行える。
    ゲーミングPCなので、最新ゲームを高画質で遊ぶことも可能だ。

    基本仕様(クリエイター向け C5N)

    15.6型モニター(2.5K、sRGB100%、165Hz)、Core i7-13620H、メモリ 16GB DDR5、GeForce RTX 3050 6GB、NVMe SSD 500GB/1TB、重量2.1kg、バッテリー46Wh

    レビュー 5N機 C5N機

    AmazonAmazon

  7. Inspiron 16 (AMD、2024年モデル)

  8. Inspiron 16(AMD)

    格安で後期 Zen4 Ryzen 搭載

    処理速度 7
    携帯性能 3
    液晶画面 6
    付加機能 6
    外観 6
    AI 第1世代
    ゲーム 5
    コスパ 8
    価格:
    129,000円(変動)

    2024年3月に登場したモデルで、Ryzen 7 8840U を搭載できる。
    省電力型ではあるが、Ryzen 8040 シリーズ(Zen4 後期型)は高い処理性能と省電力性能を両立しており、そんなCPUを搭載して13万円は、かなり格安。

    16型のため大きさと重量があり、頻繁な持ち運びには向かないが、やや縦長の16:10モニターとテンキーを備えているので事務作業に向いている。
    Ryzen 5 ならもっと安いが、内蔵グラフィック機能がかなり劣り、AI機能(NPU)もないので、Ryzen 7 をお勧めしたい。

    基本仕様(Ryzen 7 搭載時)

    16型モニター(16:10)、Ryzen 7 8840U(Zen4 Hawk Point)、メモリ 16GB DDR5、NVMe SSD 1TB、明るいシルバーと濃いシルバー、重量 約2kg、バッテリー54Wh、指紋認証

    製品ページへ

  9. Inspiron 14 2in1 (AMD、2024年モデル)

  10. Inspiron 14 2in1

    高性能CPUの2in1なのに安価

    処理速度 8
    携帯性能 5
    液晶画面 6
    付加機能 7
    外観 6
    AI 第1世代
    ゲーム 6
    コスパ 9
    価格:
    136,000円(変動)

    2024年3月に登場した Ryzen 8000 シリーズを搭載するノートPC。
    コンパーチブル(折り返し型)の 2in1 で、タッチモニターを搭載、画面をクルっと360度回し、タブレットのように使うこともできる。
    14型で重さ1.7kgのため、手軽には扱えないが、手書きメモやイラスト描きをすることも可能。

    CPUはパワーがあって内蔵グラフィック機能も優れる Ryzen 7 8840HS を選べるため、ゲームや映像編集など、マルチに使うことができ、コスパは高い。

    Ryzen 5 はメモリが8GBになるため推奨しない。また、Intel CPU にすると性能に劣るもの(Core U シリーズ1)しか選べないため、こちらもお勧めしない。

    基本仕様(Ryzen 7 搭載時)

    14型モニター(16:10、タッチパネル)、Ryzen 7 8840HS(Zen4 Hawk Point)、メモリ 16GB DDR5、NVMe SSD 1TB、明るいシルバーと濃いシルバー、重量 1.71kg、バッテリー54Wh、指紋認証、360度ヒンジ、ペンは別売

    製品ページへ

    Amazon

おすすめ モバイルノートPC

  1. HP Pavilion Aero 13-bg

  2. HP Pavilion Aero 13-bg

    NEW! 安価な軽量ノートの新型

    処理速度 5
    携帯性能 9
    液晶画面 7
    付加機能 7
    外観 7
    AI 第1世代
    ゲーム 3
    コスパ 9
    価格:
    134,800円(定価176,000円)

    1kgを切る軽量ながら約12万5千円と、かなり安く買えるお得な13型モバイルノート。
    以前紹介していた HP Pavilion Aero 13-beicon の新型で、値段と重量は上がったが、相変わらず安価で軽い。
    CPUが Zen3+ の Ryzen から、Zen4 後期型の Ryzen になっており、処理性能が向上。
    スピーカーもバング&オルフセンから、WEB会議向けの Poly Studio に変わった。
    CPUがAI(NPU)搭載になったため、AIアシスタントを呼び出す Copilot キーが追加。
    安価なモバイルノートが欲しい人には一押しの製品だ。

    基本仕様(Ryzen 5 搭載機)

    13.3型モニター(16:10)、Ryzen 5 8640U(Zen4 Hawk Point)、メモリ 16GB LPDDR5x、NVMe SSD 512GB(Gen4)、白と薄い青、重量990g、バッテリー公称11時間半、顔認証、500万画素カメラ

    製品ページへicon

    Amazon

  3. ThinkPad X13 Gen 5 (Core Ultra)

  4. ThinkPad X13 Gen 5

    ThinkPadの小型軽量モデル

    処理速度 5
    携帯性能 8
    液晶画面 7
    付加機能 7
    外観 5
    AI 第1世代
    ゲーム 3
    コスパ 5
    価格:
    160,182円(税込)

    Xモデルは ThinkPad の軽量型で、1kgを少し超えているため当ページのモバイルノートの基準から少し外れているが、13型で1.1kgと携帯性能に優れる。
    省電力型 Core Ultra 5 搭載で約18万円だが、ストレージが 256GB しかなく、512GB にすると約20万円、Core Ultra 7 モデルだとさらに高くなるため、コスパは良いとは言えない。

    ただ、ThinkPad はファンが多く、特にキーボード中央のトラックポイント、通称「赤ポチ」が手放せないという人は多い。
    そういった方にとっては、基本性能以上に魅力のあるモバイルビジネスノートだろう。

    基本仕様(Core Ultra 5 搭載)

    14型モニター(16:10、sRGB100%)、Core Ultra 5 125U、メモリ 16GB LPDDR5X、NVMe SSD 256GB、重量1.13kg、バッテリー41Wh、Thunderbolt 4 x2、カメラ500万画素、赤ポチ

    製品ページへ


データや価格、セールの有無は、あくまで更新時点のものです。
ゲームができるパソコンが欲しい方は おすすめゲーミングPC のページをご覧ください。

CPUの性能一覧は こちら でまとめています。
昨今のパソコンの世代や動向については CPUロードマップ のページで解説中です。

パソコンの各評価は以下を基準に行っています。

  • 処理性能:CPUの性能です。ノートパソコン用CPUとしての評価です。ベンチマークのスコアを元にしています。10を超える製品が出てきたので基準を再考予定。
  • 携帯性能:サイズ、重さ、バッテリー駆動時間を元に評価しています。15型以上は持ち運びに向かないので評価を低くしていますが、通常、テンキーがあるのは15型以上です。バッテリーは40Whなら、使用電力が40Wの状態だと1時間、20Wだと2時間持つことを意味します。
  • 液晶画面:モニターの発色、解像度、コントラスト比、視野角、リフレッシュレート等の評価ですが、9以上は有機EL用としています。
  • 付加機能:接続端子、顔・指紋認証、WEB会議補助機能、各種センサー、タッチパネルとペン、高級スピーカー、初期ソフトなど、備わっているハードやソフトの評価です。ARMプロセッサは長所と短所が大きいので、今のところ「一長一短」と表記して数値を付けていません。
  • 外観:独断ですが…… 見た目の良さ、デザイン性です。6を基準としています。
  • AI:CPUのAIコア(NPU)の評価です。シンプルに Core Ultra と Zen4 Ryzen は第1世代、Snapdragon X と Zen5 Ryzen は第2世代としています。性能値は第1世代が10~16TOPS、第2世代は40~50TOPSです。
  • ゲーム:グラフィック性能(3D描画性能)です。一般ノートPCとしての評価です。主に3D描画のあるゲームに影響するため「ゲーム」としていますが、CAD(設計ソフト)等にも関わります。ゲームでも3D描画のないものには影響しません。
  • コスパ:コストパフォーマンス(費用対性能)の良さですが、基本的に安いほど高評価です。