(毎月更新)

【 現在のノートパソコンの選定基準 】

  • CPU(処理性能)は第13世代の Core i5 以上、Core Ultra、Ryzen(Zen4以降)、及び同クラスのもの
    • 8月より第2世代AI PC(Ryzen AI、Snapdragon X)を重視
  • メモリは16GB以上、ストレージは512GB~1TB
  • 携帯性重視なら重量1kg以下で、バッテリー公称8時間以上
  • 安価モデルは10万円以下、Celeron や Core i3 等の下位CPUでないもの
  • 機能と価格のバランスが取れていて、信頼とサポートのあるメーカーであること

今回は、まず第2世代 AI PC を5種類。
他に一般ノートPC6選、安価ノートPC1選、軽量ノートPC4選を掲載しています。

【2024年8月の市場動向】
最新のCPU「Ryzen AI 300シリーズ」(Zen5)を搭載するノートパソコンが登場。
最新AI PCの認定「Copilot+ PC」を受けた Snapdragon X 搭載パソコンも各社から発売され、普及段階に入っています。
これら第2世代のAI PCが、徐々に今後の主流になっていくと思われます。
当ページでも第1世代のAI PCの多くをリストから外しました。

ただし、Snapdragon 搭載機は使えないソフトウェアが多いので注意してください。
Snapdragon 搭載機(ARMプロセッサ と ARM版Windows の長所と欠点)は こちら にまとめています。

※ゲームをやりたい場合はノートPCも ゲーミングモデル から選んでください。
※価格は2024年8月14日時点のものです。セールは終了していることがあります。
※製品リンクにはアフィリエイトが含まれています。

第2世代 AI PC

  1. Ryzen AI 9 搭載 ASUS AI PC

  2. Ryzen AI 9 搭載 ASUS AI PC

    NEW! Zen5 世代の Ryzen 始動

    処理速度 12
    携帯性能 (6以上)
    液晶画面 10
    付加機能 (7以上)
    外観 (7以上)
    AI 第2世代
    ゲーム CPUは6
    コスパ --
    価格:
    21万~44万円

    この8月、ASUS は Ryzen AI 9 搭載のノートパソコンを数機種、一斉に発売した。
    そして8月中旬現在、Ryzen AI 9 のパソコンを出しているのは、まだ ASUS のみだ。

    Ryzen AI 9 はAMD社の新設計「Zen 5」のCPUで、電力効率が非常に高く、ノートPCとしてはトップクラスの処理性能を、それほど高くない電力で発揮できる。
    このため高性能とバッテリー駆動時間を両立でき、内蔵グラフィック機能も優秀。
    AI機能(NPU)も第2世代の高性能なものを有している。

    ASUS の一般ノートパソコン Vivobook S 14 / S 16、高級ノートパソコン Zenbook S 16、クリエイター向け ProArt PX13 / P16、ゲーミングモデル TUF Gaming A14 / Zephyrus G16 に、それぞれ Ryzen AI 9 HX370 搭載機が用意されている。
    すべてモニターは、非常に美しい有機EL(OLED)を持つ。

    価格は高めだが、後述する Snapdragon X 搭載機のような「クセ」のない最新 AI PC であり、予算が許すなら現時点では間違いなくお勧めだ。

    ※以下の ASUS 最新ノートPC紹介ページには、Ryzen AI 9 搭載機以外の紹介も含みます。
    ※Ryzen AI 9 HX370 の詳細(検証結果)は ProArt PX13 レビューの処理性能(CPU)の項目をご覧ください。

    ASUS 最新ノートPC紹介ページicon ProArt PX13 レビュー

  3. ASUS Vivobook S 15(2024)

  4. ASUS Vivobook S 15 S5507QA

    次世代AI「Copilot+ PC」

    処理速度 10
    携帯性能 6
    液晶画面 10
    付加機能 一長一短
    外観 7
    AI 第2世代
    ゲーム (動けば6)
    コスパ 6
    価格:
    249,800円(税込)

    マイクロソフトが提唱した次世代 AI PC の規格「Copilot+ PC」の条件を満たす、第2世代と言える AI(NPU)を持つCPU「Snapdragon X」を搭載する新時代のノートパソコン。
    だが、Snapdragon はARMプロセッサという Core や Ryzen とは作りの違うCPUのため、動くソフトウェアが少ない ARM版Windows を使わなければならず、それが大きな欠点となる。

    一方、元はスマホ用のCPUのため、起動が早い、スリープ中でもネット受信できる、待機電力が少ないなど、スマホの使い勝手の良さを反映しているメリットもある。
    よって Office や SNS ぐらいしか使わない人にとっては、むしろ使いやすい機種でもある。

    美しい有機ELモニターを備えているため、Snapdragon X 搭載機の中では上位の製品だ。
    なお、メモリ16GBモデルもあり、そちらなら約23万円となる。

    基本仕様(メモリ32GB機)

    15.6型有機ELディスプレイ(3K、sRGB133%、120Hz)、Snapdragon X Elite X1E-78-100、メモリ 32GB LPDDR5X、NVMe SSD 1TB(Gen4)、重量1.42kg、バッテリー公称18時間(70Wh)、顔認証、Wi-Fi 7、USB4 x2、ARM版Windows、Copilot+ PC 各機能、ハーマンカードンのスピーカー

    製品ページへicon レビュー

  5. HP OmniBook X 14-fe

  6. HP OmniBook X 14-fe

    NEW! HP の Copilot+ PC 登場

    処理速度 10
    携帯性能 7
    液晶画面 7
    付加機能 一長一短
    外観 7
    AI 第2世代
    ゲーム (動けば6)
    コスパ 6
    価格:
    224,800円(税込)

    次世代 AI PC 規格「Copilot+ PC」の認定を受けた HP の新型ノートパソコン。
    Snapdragon X Elite
    を搭載するため、動くソフトウェアが少ない ARM版Windows の欠点はあるが、待機電力が少ない、待機中でもネット接続を維持できるといった、Snapdragon の利点も併せ持つ。

    上記の ASUS Vivobook S15 と違い、こちらは普通の液晶モニターだが、タッチパネルになっており、サイズも14型と一回り小さい。
    そのぶんテンキーはなく、端子も少ないが、こちらの方が軽い。
    価格は(メモリ16GBなら)大差ないので、どちらが良いかは好みと用途によるだろう。

    ちなみに、HP の Ryzen AI 9 搭載ビジネスノートも こちらicon で発表されているが、発売は9月からの予定。

    基本仕様

    14型モニター(16:10、2240x1400、タッチパネル)、Snapdragon X Elite X1E-78-100、メモリ 16GB LPDDR5X、NVMe SSD 1TB(Gen4)、重量1.34kg、バッテリー公称26時間、顔認証、カメラ500万画素、Wi-Fi 7、USB4、ARM版Windows、Poly Studio のスピーカー

    製品ページへicon ARM注意点

  7. Inspiron 14 Plus(Snapdragon)

  8. Inspiron 14 Plus(Snapdragon)

    NEW! スナドラ最安機登場

    処理速度 9
    携帯性能 6
    液晶画面 8
    付加機能 一長一短
    外観 6
    AI 第2世代
    ゲーム (動けば6)
    コスパ 7
    価格:
    173,552円(変動)

    第2世代 AI PC は正直高いのだが、10万円台で買える安価なものが登場した。
    Snapdragon X Elite の下位モデルとなる Snapdragon X Plus を選べば、 ストレージは512GBで17万円台となる。

    Snapdragon X Plus は Elite よりコアが少ないが(Elite は12コア、Plus は10コア)、そこまで大きな差はない。
    動くソフトに制限があり、軽作業やSNSの利用が中心になると思われるARMプロセッサ機なら、多少性能が低くても良いはずだ。
    Elite より低いと言っても、第2世代 AI PC なので Core Ultra より高性能。

    また本機は ASUS や HP 機で主に使われている Snapdragon X Elite X1E-78 より上位の、Snapdragon X Elite X1E-80 を選ぶことも出来る。
    基本性能は同じだが、X1E-80 は高負荷時に一時的に性能を引き上げる、いわゆるブースト使えるようになっている。
    ただし価格は約25万円になるので、安くはない。

    基本仕様(Snapdragon X Plus 搭載時)

    14型モニター(16:10、2.5K)、Snapdragon X Plus X1P-64-100、メモリ 16GB LPDDR5X、NVMe SSD 512GB、重量1.44kg、バッテリー54Wh、顔+指紋認証、USB4 x2、Wi-Fi 7、ARM版Windows、Copilot+ PC 各機能、4ch(ウーハーx2)スピーカー

    製品ページへ ARM注意点

  9. ThinkPad T14s Gen 6 Snapdragon

  10. ThinkPad T14s Gen 6 Snapdragon

    NEW! 赤ポチ付き Copilot+

    処理速度 10
    携帯性能 7
    液晶画面 7
    付加機能 一長一短
    外観 4
    AI 第2世代
    ゲーム (動けば6)
    コスパ 5
    価格:
    251,570円(定価38.5万円)

    Snapdragon X Elite を搭載する、ThinkPad の Copilot+ PC 認定モデル。
    何度も言うように ARM版Windows のため動かないソフトウェアが多いが、起動が早く、スリープが低電力で、スリープ中のメールやSNSの受信が可能といったARMプロセッサの特性は、主にビジネスモバイルとして使われている ThinkPad にマッチしている。

    Office や Acrobat、Photoshop といった仕事で使われる主要なソフトは ARM版Windows でも動くので、ビジネスで ThinkPad を愛用している人にとっては、より便利になりそうだ。
    キーボード中央のトラックパッド、いわゆる赤ポチも健在で、Snapdragon 搭載機の中では1.24kgと重量も軽い。

    カスタマイズでモニターの有機EL化やストレージ増設に対応しているが、費用は高い。

    基本仕様(Snapdragon X Plus 搭載時)

    14型モニター(16:10)、Snapdragon X Elite X1E-78-100、メモリ 32GB LPDDR5X、NVMe SSD 512GB(Gen4)、重量1.24kg、バッテリー58Wh、顔+指紋認証、Wi-Fi 7、USB4、ARM版Windows、Copilot+ PC 各機能

    製品ページへ ARM注意点

おすすめ 一般ノートパソコン

  1. HP Pavilion 15-eg

  2. HP Pavilion 15-eg

    ロングセラーの15型ノート

    処理速度 4
    携帯性能 4
    液晶画面 5
    付加機能 7
    外観 7
    AI 0
    ゲーム 3
    コスパ 9
    価格:
    114,800円(定価154,000円)

    高品位で普通の15型ノートパソコン。 HPのロングセラー機の第13世代 Core 搭載版だ。
    安価なスタンダードモデルだが、デザインを重視するHPらしいセンスの良さがある。
    高速充電やバング&オルフセンのスピーカー、2本のアンテナでの安定通信など、標準モデルながらHPのノートPCの特徴は一通り備え、タッチパネルも付いている。
    CPUは安価な省電力型だが、Core i5 なので相応の性能で、横4桁のテンキーもあって安いので、数値入力を伴う事務向けPCを探している人にピッタリだ。

    Core Ultra などの新型CPUが登場しているが、本機のコスパ面での高評価は変わらない。

    基本仕様(メモリ16GB推奨)

    15.6型モニター、Core i5-1335U、メモリ 16GB DDR4、NVMe SSD 512GB、白と淡い青、重量1.71kg、バッテリー公称7.5時間(41Wh)、指紋認証、タッチパネル

    製品ページへicon

  3. HP Pavilion 16-af

  4. HP Pavilion 16-af

    Core Ultra 最安級ノートPC

    処理速度 5
    携帯性能 3
    液晶画面 5
    付加機能 7
    外観 7
    AI 第1世代
    ゲーム 3
    コスパ 9
    価格:
    124,800円(定価174,900円)

    HPが今年5月末に発売した、最安級の Core Ultra 搭載ノートパソコン。
    省電力 Core Ultra 5 のため処理性能は高くはないが、高い電力効率による長時間駆動を誇る。
    16インチの大型機で重量もあるが、横4桁のテンキーがあり、縦横比16:10の大画面のため作業がしやすい。
    HPらしいセンスの良さ、高速充電、タッチパネル、2本のアンテナによる安定通信は健在。
    高級スピーカーではないが、Wi-Fi 6E や顔認証に対応し、カメラ画質も高め(200万画素)。
    今後を考えると安価機にもAI機能(NPU)が欲しい、という人に良い機種だ。

    基本仕様

    16型モニター(16:10)、Core Ultra 5 125U、メモリ 16GB LPDDR5x、NVMe SSD 512GB、白と淡い青、重量1.79kg、バッテリー公称11時間、顔認証、タッチパネル

    製品ページへicon

  5. Inspiron 16 (AMD、2024年モデル)

  6. Inspiron 16(AMD)

    格安で後期 Zen4 Ryzen 搭載

    処理速度 7
    携帯性能 3
    液晶画面 6
    付加機能 6
    外観 6
    AI 第1世代
    ゲーム 5
    コスパ 10
    価格:
    129,000円(変動)

    2024年3月に登場した新モデルで、AMD の新CPUである Ryzen 7 8840U を搭載できる。
    Ryzen 8040 シリーズ(Zen4 後期型)は高い処理性能と省電力性能を両立、Core Ultra に勝るとも劣らない能力があり、そして内蔵グラフィック機能は実働性能で Core Ultra を上回る。
    そんなパワーのあるCPUを搭載して13万円は、かなり格安。

    16型のため大きさと重量があり、頻繁な持ち運びには向かないが、やや縦長の16:10モニターとテンキーを備えているので事務作業に向いている。
    Ryzen 5 ならもっと安いのだが、そちらは内蔵グラフィック機能がかなり劣り、AI機能(NPU)もないので、Ryzen 7 をお勧めしたい。

    基本仕様(Ryzen 7 搭載時)

    16型モニター(16:10)、Ryzen 7 8840U(Zen4 Hawk Point)、メモリ 16GB DDR5、NVMe SSD 1TB、明るいシルバーと濃いシルバー、重量 約2kg、バッテリー54Wh、指紋認証

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  7. ドスパラ GALLERIA RL7C-R35-5N / C5N

  8. THIRDWAVE DX-M7L

    AI なんていらない人へ

    処理速度 9
    携帯性能 3
    液晶画面 5 / 8
    付加機能 4
    外観 5
    AI 0
    ゲーム 7
    コスパ 9
    価格:
    約12万 / 13万円(税込)

    このパソコンはゲーミング/クリエイターノートなので、一般ノートの部類ではないのだが、安価で多用途可能なためこちらでも挙げておきたい。
    第13世代 Core の性能重視型CPUと、安価ながら強化型のビデオカードを搭載しており、流行りのAI(NPU)はないが、そのぶん安くて処理性能に優れる。
    安くて標準画面のゲーミング仕様(5N)と、少し高いが高画質のクリエイター仕様(C5N)の2タイプがある。

    消費電力が高く、重量もあるため、持ち運びには向かないが、テンキーを備えており、据え置きで使うなら事務や動画編集、写真加工など、一通りの作業を高いレベルで行える。
    ゲーミングPCなので、最新ゲームを高画質で遊ぶことも可能だ。

    基本仕様(クリエイター向け C5N)

    15.6型モニター(2.5K、sRGB100%、165Hz)、Core i7-13620H、メモリ 16GB DDR5、GeForce RTX 3050 6GB、NVMe SSD 1TB、重量2.1kg、バッテリー46Wh

    レビュー 5N機 C5N機

  9. Inspiron 14 2in1 (AMD、2024年モデル)

  10. Inspiron 14 2in1

    新型CPUの2in1なのに安価

    処理速度 8
    携帯性能 5
    液晶画面 6
    付加機能 7
    外観 6
    AI 第1世代
    ゲーム 6
    コスパ 9
    価格:
    136,000円(変動)

    2024年3月に登場した新型 Ryzen を搭載するデルの新モデル。
    コンパーチブル(折り返し型)の 2in1 で、タッチモニターを搭載、画面をクルっと360度回し、タブレットのように使うこともできる。
    14型で重さ1.7kgのため、iPad のように手軽には扱えないが、手書きメモやイラスト描きをすることも可能。

    CPUはパワーがあって内蔵グラフィック機能も優れる Ryzen 7 8840HS を選べるため、ゲームや映像編集など、マルチに使うことができる。
    この性能で安い時には11万円台になっているため、コスパは非常に高い。

    Ryzen 5 はメモリが8GBになるため推奨しない。また、Intel CPU にすると性能に劣るもの(Core U シリーズ1)しか選べないため、こちらもお勧めしない。

    基本仕様(Ryzen 7 搭載時)

    14型モニター(16:10、タッチパネル)、Ryzen 7 8840HS(Zen4 Hawk Point)、メモリ 16GB DDR5、NVMe SSD 1TB、明るいシルバーと濃いシルバー、重量 1.71kg、バッテリー54Wh、指紋認証、360度ヒンジ、ペンは別売

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  11. ASUS Zenbook 14 OLED UX3405MA

  12. ASUS Zenbook 14 OLED

    総合的に優れた Core Ultra 機

    処理速度 8
    携帯性能 7
    液晶画面 10
    付加機能 9
    外観 8
    AI 第1世代
    ゲーム 6
    コスパ 10
    価格:
    164,800円(品薄中)

    間違いなくおすすめなのだが、人気になりすぎて3月以降、ずっと品薄が続いている。
    そのため一旦リストから外したが、6月以降、ようやく普通に買えるようになって来たのでリストに戻した。

    Core Ultra 7 や Core Ultra 9 を搭載し、非常に美しい3Kで超高発色、描画速度も速い有機ELディスプレイ(OLED)を搭載するモデル。
    バッテリーも大きく、1.2kgの軽量薄型で携帯性に優れ、スピーカーなども高品質、それでいて Core Ultra 7 搭載機で価格は16万円台という、破格のコストパフォーマンスを持つ。
    高速充電やOLED保護技術など、独自機能も豊富で、14型ノートとして非の打ち所がない。
    WEB販売専用モデルであるため、店舗では購入できない。

    基本仕様(Core Ultra 7 搭載)

    14型有機ELディスプレイ(16:10、3K、sRGB133%、120Hz)、Core Ultra 7 155H、メモリ 16GB LPDDR5X、NVMe SSD 1TB、重量1.2kg、バッテリー公称21時間(75Wh)、顔認証、Thunderbolt4 x2

    レビュー 製品ページicon

おすすめ 安価ノートパソコン

  1. Inspiron 14 (2024年モデル)

  2. Inspiron 14

    第13世代 Core i5 で最安級

    処理速度 4
    携帯性能 5
    液晶画面 4
    付加機能 5
    外観 6
    AI 0
    ゲーム 3
    コスパ 10
    価格:
    6~9万円台(WEB価格、変動)

    第13~14世代の Core i5 で約7~8万円台という超格安パソコン。
    省電力型ながら第13世代以降の Core i5 を選べるので、標準的に使える能力を備える。
    デルのWEB販売はセール等で価格がかなり変動するが、安い時には6万円台で買える。

    以前お勧めしていた旧モデルはついに販売終了となり、バッテリーが小さい新モデルしかなくなったが、価格が下げられたので悪くない。

    ここでは Core i5-1334U を選択し、メモリを16GB(グラフィックも Iris Xe)にしたものをお勧めする。それでも値段に大差はない。
    Core i3 は能力が低く、値段もあまり変わらないのでお勧めしない。
    Core 5 120U や Core 7 150U という14世代CPUも選択できるが、第13世代 Core と大差ない能力で、その割に高いのでお勧めできない。

    基本仕様(Core i5、メモリ16GB時)

    14型モニター(16:10)、Core i5-1334U、メモリ 16GB DDR5、NVMe SSD 512GB、シルバーと黒、重量1.54kg、バッテリー41Wh

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おすすめ モバイルノートPC

  1. HP Pavilion Aero 13-bg

  2. HP Pavilion Aero 13-bg

    NEW! 安価な軽量ノートの新型

    処理速度 5
    携帯性能 9
    液晶画面 7
    付加機能 7
    外観 7
    AI 第1世代
    ゲーム 3
    コスパ 9
    価格:
    134,800円(定価176,000円)

    1kgを切る軽量ながら約12万5千円と、かなり安く買えるお得な13型モバイルノート。
    以前紹介していた HP Pavilion Aero 13-beicon の新型で、値段と重量は上がったが、相変わらず安価で軽い。
    CPUが Zen3+ の Ryzen から、Zen4 後期型の Ryzen になっており、処理性能が向上。
    スピーカーもバング&オルフセンから、WEB会議向けの Poly Studio に変わった。
    CPUがAI(NPU)搭載になったため、AIアシスタントを呼び出す Copilot キーが追加。
    安価なモバイルノートが欲しい人には一押しの製品だ。

    基本仕様(Ryzen 5 搭載機)

    13.3型モニター(16:10)、Ryzen 5 8640U(Zen4 Hawk Point)、メモリ 16GB LPDDR5x、NVMe SSD 512GB(Gen4)、白と薄い青、重量990g、バッテリー公称11時間半、顔認証、500万画素カメラ

    製品ページへicon

  3. ThinkPad X13 Gen 5 (Core Ultra)

  4. ThinkPad X13 Gen 5

    ThinkPadの小型軽量モデル

    処理速度 5
    携帯性能 8
    液晶画面 7
    付加機能 7
    外観 5
    AI 第1世代
    ゲーム 3
    コスパ 5
    価格:
    160,182円(税込)

    Xモデルは ThinkPad の軽量型で、1kgを少し超えているため当ページのモバイルノートの基準から少し外れているが、13型で1.1kgと携帯性能に優れる。
    省電力型 Core Ultra 5 搭載で約18万円だが、ストレージが 256GB しかなく、512GB にすると約20万円、Core Ultra 7 モデルだとさらに高くなるため、コスパは良いとは言えない。

    ただ、ThinkPad はファンが多く、特にキーボード中央のトラックポイント、通称「赤ポチ」が手放せないという人は多い。
    そういった方にとっては、基本性能以上に魅力のあるモバイルビジネスノートだろう。

    基本仕様(Core Ultra 5 搭載)

    14型モニター(16:10、sRGB100%)、Core Ultra 5 125U、メモリ 16GB LPDDR5X、NVMe SSD 256GB、重量1.13kg、バッテリー41Wh、Thunderbolt 4 x2、カメラ500万画素、赤ポチ

    製品ページへ

  5. dynabook XZ/HW

  6. dynabook XZ/HW

    自己メンテで長く使える

    処理速度 7
    携帯性能 10
    液晶画面 7
    付加機能 8
    外観 6
    AI 0
    ゲーム 4
    コスパ 4
    価格:
    246,400円(税込)

    ユーザーが自分でバッテリーを交換したり、ファンを掃除したりすることができる、セルフメンテナンス対応の13型 dynabook。
    dynabook は耐久性や信頼性が高く、長く使えると評判だが、時間経過によるバッテリーの劣化は避けられないし、冷却ファンにはホコリが溜まっていく。
    通常、それは修理に出さなければ対処できないが、本機はバッテリー交換が可能な作りになっており、裏ブタの一部を開けてファン周辺のホコリを掃除機で吸い出すこともできる。
    939gというかなりの軽量で、バッテリーも公称26.5時間と長く、携帯性に優れる。
    CPUはAI世代のものではないが、それ故に dynabook としては価格も安い。

    基本仕様(Core i7、16GB、512GB推奨)

    13.3型モニター(16:10)、Core i7-1360P、メモリ 16GB LPDDR5、NVMe SSD 512GB、重量939g、バッテリー26.5時間(65Wh)、指紋認証、Thunderbolt4 x3、着脱式バッテリー

    レビュー 製品ページへicon

  7. dynabook RZ/HX

  8. dynabook RZ/HX

    dynabook も Ultra へ

    処理速度 8
    携帯性能 9
    液晶画面 7
    付加機能 8
    外観 6
    AI 第1世代
    ゲーム 6
    コスパ 4
    価格:
    286,660円(税込)

    2024年4月に登場した dynabook の14型 Core Ultra 搭載ノート。
    モバイルノートでありながら省電力型ではない Core Ultra を搭載し、処理能力に優れ、マグネシウム合金により1.05kgの軽量ながら米軍規格の高耐久を持つ。
    冷却機構も再設計され、より高度な冷却と静音性を持つとアピールされている。
    モニターは有機ELではないが液晶としては高発色で、接続端子なども最新、バッテリーは動画再生状態で11時間以上駆動する。
    1kgの軽量ノートが欲しいけどCPUは性能重視型でないとイヤ! という人にお勧めだ。

    基本仕様

    14型モニター(16:10、sRGB100%)、Core Ultra 7 155H、メモリ 32GB LPDDR5X、NVMe SSD 1TB、重量1.05kg、バッテリー公称35時間、指紋認証、Thunderbolt4 x2

    レビュー 製品ページへicon


データや価格、セールの有無は、あくまで更新時点のものです。
ゲームができるパソコンが欲しい方は おすすめゲーミングPC のページをご覧ください。

CPUの性能一覧は こちら でまとめています。
昨今のパソコンの世代や動向については CPUロードマップ のページで解説中です。

パソコンの各評価は以下を基準に行っています。

  • 処理性能:CPUの性能です。ノートパソコン用CPUとしての評価です。ベンチマークのスコアを元にしています。10を超える製品が出てきたので基準を再考予定。
  • 携帯性能:サイズ、重さ、バッテリー駆動時間を元に評価しています。15型以上は持ち運びに向かないので評価を低くしていますが、通常、テンキーがあるのは15型以上です。バッテリーは40Whなら、使用電力が40Wの状態だと1時間、20Wだと2時間持つことを意味します。
  • 液晶画面:モニターの発色、解像度、コントラスト比、視野角、リフレッシュレート等の評価ですが、9以上は有機EL用としています。
  • 付加機能:接続端子、顔・指紋認証、WEB会議補助機能、各種センサー、タッチパネルとペン、高級スピーカー、初期ソフトなど、備わっているハードやソフトの評価です。ARMプロセッサは長所と短所が大きいので、今のところ「一長一短」と表記して数値を付けていません。
  • 外観:独断ですが…… 見た目の良さ、デザイン性です。6を基準としています。
  • AI:CPUのAIコア(NPU)の評価です。シンプルに Core Ultra と Zen4 Ryzen は第1世代、Snapdragon X と Zen5 Ryzen は第2世代としています。性能値は第1世代が10~16TOPS、第2世代は40~50TOPSです。
  • ゲーム:グラフィック性能(3D描画性能)です。一般ノートPCとしての評価です。主に3D描画のあるゲームに影響するため「ゲーム」としていますが、CAD(設計ソフト)等にも関わります。ゲームでも3D描画のないものには影響しません。
  • コスパ:コストパフォーマンス(費用対性能)の良さですが、基本的に安いほど高評価です。