【 現在のノートパソコンの選定基準 】
- CPU(処理性能)は Core Ultra 5 や Core i5 以上、及び同等の性能で古すぎないもの
- Core Ultra シリーズ2(Lunar Lake / Arrow Lake)、Ryzen AI(Zen5)、Snapdragon X を優先しています
- 安価モデルでも Celeron や N100、Core i3 等の下位CPUは対象外
- メモリは16GB以上、ストレージは512GB~1TB
- 携帯性重視なら重量1.1kg以下で、バッテリー公称8時間以上
- 機能と価格のバランスが取れていて、信頼とサポートのあるメーカーであること
今回は、新世代機12機種、一般/安価ノート2機種、軽量ノート3機種を掲載しています。
【2025年5月の動向と更新案内】
マウス、ドスパラ、パソコン工房の Lunar Lake(Core Ultra 200V)搭載の軽量ノートパソコンが引き続きお勧めです。
最新CPU搭載のパソコンが安くなり始めたため、高額機はリストから除外しました。
やや安価な Core Ultra 200H シリーズと Ryzen AI 7 搭載のノートパソコンが出始めましたが、登場ペースはかなり遅いです。
トランプ関税の影響もあり、当面、新モデルはあまり出てこないかもしれません。
※ゲームをやりたい場合はノートPCも ゲーミングモデル から選んでください。
※価格は2025年5月12日時点のものです。セールは終了していることがあります。
※製品リンクにはアフィリエイトが含まれています。
Core Ultra 200V(Lunar Lake)搭載機
2024年10月から普及している Intel(インテル)の CPU を搭載する第二世代 AI PC です。
低い電力で従来より高い性能を発揮できる Core Ultra シリーズ2 の Lunar Lake を搭載し、発熱が低く、バッテリーが長持ちするのが特徴です。
CPU内蔵のグラフィック機能も新型で、軽量ノートパソコンが中心です。
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MousePro G4-I7U01BK-E
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マウスの Lunar Lake 搭載機
処理速度 9 携帯性能 9 液晶画面 7 付加機能 6 外観 5 AI 第2世代 ゲーム 6 コスパ 7 - 価格:
- 239,800円(税込)
マウスコンピューターが発売した、Lunar Lake こと「Core Ultra 200V」シリーズ搭載機。
14型のノートパソコンで、重量946gと、1kgを切る軽さ。法人向けだが個人でも購入可能。
モニターの解像度は 1920x1200、縦横比 16:10 で、180度の開閉が可能。新型 CPU の Core Ultra 7(258V)を搭載し、CPU内蔵メモリも 32GB。
ストレージは 500GB だがカスタマイズで増量はできます。(1TBで+9900円)通信は最新の Wi-Fi 7 に対応しており、顔認証対応の500万画素のカメラを持ちます。
カスタマイズでLTEモジュールを搭載(+13200円)すればモバイル通信も可能で、ドスパラやパソコン工房のものより割高ですが、ビジネス向けの機能性がウリと言えます。基本仕様
14型 液晶モニター (16:10)、Core Ultra 7 258V、メモリ 32GB CPU内蔵、NVMe SSD 500GB、重量946g、バッテリー54Wh、顔認証、Wi-Fi 7、Thunderbolt4、LTE追加可
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THIRDWAVE F-14LN7LA
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ドスパラ Lunar Lake ノートPC
処理速度 9 携帯性能 9 液晶画面 7 付加機能 5 外観 5 AI 第2世代 ゲーム 6 コスパ 8 - 価格:
- 219,980円(税込)
ドスパラ(サードウェーブ)が発売した、Lunar Lake こと「Core Ultra 200V」搭載機。
14型のノートパソコンで、重量950gと、こちらも1kgを切る軽さ。
モニターの解像度は 1920x1200、縦横比 16:10 で、180度の開閉が可能。新型 CPU の Core Ultra 7(258V)を搭載し、メモリ(CPU内蔵)も 32GB。
ストレージは標準でも 1TB あり、カスタマイズでさらに増量できます。(2TBで+11000円)通信は Wi-Fi 6E で、顔認証対応の500万画素のカメラ(動画は200万画素)を搭載。
マウスのものより割安なのに、ストレージが大容量なのがウリと言えます。なお、
Core Ultra 5 搭載機や、16型モニターの
大型機といったバリエーションもあります。
基本仕様
14型 液晶モニター (16:10)、Core Ultra 7 258V、メモリ 32GB CPU内蔵、NVMe SSD 1TB、重量950g、バッテリー54Wh、顔認証、Wi-Fi 6E、Thunderbolt4、4TB NVMe SSD も選択可
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STYLE-14FH129-U7-UHX
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PC工房も Lunar 搭載機を発売
処理速度 9 携帯性能 9 液晶画面 7 付加機能 5 外観 5 AI 第2世代 ゲーム 6 コスパ 8 - 価格:
- 194,800円(税込)
パソコン工房が発売した、Lunar Lake こと「Core Ultra 200V」シリーズ搭載機。
14型のノートパソコンで、重量935gと、やはり1kgを切る軽さです。
モニターの解像度は 1920x1200、縦横比は 16:10。CPU は新型 Core Ultra 7 ですが、内蔵メモリが 16GB の Core Ultra 7 256V を使用。
ストレージは標準で 500GB ですが、カスタマイズで増量はできます。(1TBで+5000円)通信は最新の Wi-Fi 7 対応で、顔認証のある500万画素のカメラを搭載。
マウスやドスパラのものよりメモリが少なめですが、そのぶん安く、20万円を切るのがウリ。なお、こちらも16型モニターの大型機
も用意されています。
基本仕様(Core Ultra 7 メモリ16GB機)
14型 液晶モニター(16:10)、Core Ultra 7 256V、メモリ 16GB CPU内蔵、NVMe SSD 500GB、重量935g、バッテリー54Wh、顔認証、Wi-Fi 7、Thunderbolt4
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DELL 14 Plus(DB14250)
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※画像は Dell Inspiron 14NEW! DELLの安めの最新機登場
処理速度 9 携帯性能 6 液晶画面 8 付加機能 6 外観 6 AI 第2世代 ゲーム 6 コスパ 8 - 価格:
- 198,999円(Core Ultra 7 時)
Lunar Lake こと「Core Ultra 200V」シリーズを搭載する DELL の14インチ新モデル。
DELL の Lunar Lake 搭載機は高級モデルである XPS 13しかなかったのですが、ようやく安めのモデルが登場しました。
外観は従来の個人向けノート(Inspiron 14)と大差ありませんが、Core Ultra 5 から Core Ultra 9 まで選択可能で、1TB のストレージを搭載。
モニターの解像度は 2.5K(2560x1600)と高く、Wi-Fi 7 と高級スピーカーを備え、カメラは200万画素ですが顔認証があります。
ただ、重量が1.55kgと、あまり軽くないのが難点。コンパーチブル(折り返し型)2in1 機もあり、メモリは少なめですが、Core Ultra 5 なら16万円台で買えます。
基本仕様
14型 2.5K液晶モニター(16:10)、Core Ultra 5 ~ Core Ultra 9、メモリ 16GB/32GB CPU内蔵、NVMe SSD 1TB、重量1.55kg、バッテリー64Wh、顔認証、Wi-Fi 7、Thunderbolt4、Waves MaxxAudio Pro スピーカー
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dynabook XP/ZY
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NEW! dynabook の最新 AI PC
処理速度 9 携帯性能 9 液晶画面 7 付加機能 7 外観 6 AI 第2世代 ゲーム 6 コスパ 6 - 価格:
- 264,880円(税込)
国内の大手電機メーカーでは初となる Lunar Lake 搭載ノートPC。
重量は958gと、1kg以下の軽さで、携帯性に優れます。内蔵メモリ 32GB の Core Ultra 7 258V を搭載する14型ノートで、ストレージは1TB。
500万画素の顔認証付きカメラを持ち、通信は最新の Wi-Fi 7 に対応。
モニターの解像度は 1920x1200、縦横比は 16:10。バッテリーは 54Wh のようですが、自分で交換することができるセルフ交換バッテリー機能を備えています。
スペック的にはバッテリー交換以外、BTOメーカー(マウス、ドスパラ、パソコン工房)のものと大差ないので、割高感はありますが、dynabook は信頼性やサポート、付属ソフトに優れるため、そこがウリと言えるでしょう。
※5月現在、品切れになっていることが多いです。基本仕様
14型 液晶モニター (16:10)、Core Ultra 7 258V、メモリ 32GB CPU内蔵、NVMe SSD 1TB、重量958kg、バッテリー54Wh、顔認証、Wi-Fi 7、Thuinderbolt4 x2
Core Ultra 200H(Arrow Lake)搭載機
2025年3月から普及している Intel(インテル)の CPU を搭載する第一世代 AI PC です。
AI(NPU)性能は Lunar Lake(Core Ultra 200V)に劣りますが、内蔵のグラフィック機能は上位型と同等で、価格が安くてハイパワー、コストパフォーマンスに優れます。
第13/14世代 Core の後継と言える CPU です。
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ASUS Zenbook 14 UX3405CA
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Core Ultra 200H いよいよ登場
処理速度 8 携帯性能 7 液晶画面 9 付加機能 7 外観 8 AI 第1世代 ゲーム 5 コスパ 9 - 価格:
- 179,800円(税込)
新設計「Arrow Lake」の新型 CPU「Core Ultra 200H シリーズ」を搭載する14型ノートの最新モデル。
Arrow Lake は初代 Core Ultra(Meteor Lake)の改修型で、つまりベースが第一世代であり、第二世代である Lunar Lake よりも一部の性能で劣る。
しかし電力量を増やして処理能力をカバー、結果として省電力性能は下がっているものの、安価ながら高い性能を持つに至っている。本機は ASUS お得意の OLED(有機ELディスプレイ)による非常に美しい画面を持ち、大型バッテリーを搭載して駆動時間も補い、それでいて重さは1.28kgと、サイズとバッテリーを考えると破格の軽さとなっている。
いくつかのバリエーションがあり、Core Ultra 5 や 9、ストレージ1TBやメモリ32GBモデルなどが存在する。基本仕様(Core Ultra 7 機)
14型 有機EL(16:10、タッチパネル)、Core Ultra 7 255H、メモリ 16GB/32GB、NVMe SSD 512GB/1TB、重量1.28kg、バッテリー75Wh、顔認証、Wi-Fi 7、Thunderbolt4 x2
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Lenovo Yoga Pro 7i Gen10 Aura Edition
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NEW! 3K OLED の高級モデル
処理速度 8 携帯性能 6 液晶画面 10 付加機能 8 外観 7 AI 第1世代 ゲーム 5 コスパ 8 - 価格:
- 189,860円(Core Ultra 7 時)
レノボのスタイリッシュワーキングノート Yoga Pro シリーズの最新型。
14.5型のノートPCで、3K(3000x1876)の高解像度の OLED(有機ELディスプレイ)でありながら、リフレッシュレートは120Hz、しかもタッチパネルという高性能モニターを持ちます。Core Ultra 7 255H はハイパワーな分、発熱と電力消費は大きめですが、強力な冷却装置と 84Wh という大型バッテリーでそれを補っています。
そのため重量は1.54kgありますが、スペックを考えるとだいぶ軽い方。
スピーカーも4つあり、動画作成/視聴にも向いた製品です。なお、Ryzen AI 7 350 搭載機も存在し、処理性能は Core Ultra 7 255H に少し劣りますが、AI 処理(NPU)は第2世代です。
基本仕様(Core Ultra 7 搭載機)
14.5型 有機EL(3K、16:10、120Hz、タッチパネル)、Core Ultra 7 255H、メモリ 32GB、NVMe SSD 1TB、重量1.54kg、バッテリー84Wh、顔認証、Wi-Fi 7、Thunderbolt4 x2、スピーカー4ch
Ryzen AI 300(Zen5)搭載機
2024年8月から普及している AMD の CPU を搭載する第二世代 AI PC です。
従来より低い電力でバランスの取れた高性能を発揮でき、内蔵するグラフィック機能も優秀。
Core Ultra 200V(Lunar Lake)より価格は高めです。
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HP EliteBook X G1a 14 AI
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NEW! Ryzen AI 7 搭載機登場
処理速度 9 携帯性能 6 液晶画面 10 付加機能 8 外観 8 AI 第2世代 ゲーム 5 コスパ 7 - 価格:
- 223,300円(定価47.8万円)
最新CPUである Ryzen AI の廉価型ビジネスモデル「Ryzen AI 7 PRO 360」を搭載する、新しい14インチノートPC。
法人向けですが3K(2880x1800)解像度の OLED(有機ELディスプレイ)を搭載しており、非常に美しい画面を持ちます。
メモリ32GB、Wi-Fi 7 の通信に対応、バッテリーも 74Wh と大容量。
ただし重量は約1.5kgと、近年の14型としては軽くはありません。セキュリティが強化された PRO モデルの CPU を搭載する法人向けノートであるため、高いセキュリティを持っており、顔と指紋のダブル認証、HPの各種法人向け機能を搭載しています。
基本仕様
14型 有機EL(3K、16:10)、Ryzen AI 7 PRO 360、メモリ 32GB、NVMe SSD 512GB、重量 約1.5kg、バッテリー74.5Wh、顔+指紋認証、Wi-Fi 7、法人向けセキュリティ機能、Thunderbolt4 x2
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ドスパラ GALLERIA DL9R-IG-C4A
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NEW! Ryzen AI 9 搭載で安価
処理速度 10 携帯性能 6 液晶画面 8 付加機能 5 外観 5 AI 第2世代 ゲーム 6 コスパ 9 - 価格:
- 189,980円(税込)
高性能な Ryzen AI 9 HX 370 を搭載しながら20万円以下の価格に抑えられている、Ryzen AI 9 搭載機としては最安クラスのノートPC。
Ryzen AI 9 はハイスペック機向けのため、ゲーミングノートに使われることが多いのですが、本機はあえてビデオカード未搭載。
それでも内蔵グラフィック機能が優秀なため高めの3D性能があり、処理能力が非常に優れているため、あらゆる用途で活用することができます。14型で3K(2880x1800)の高解像度モニターを持ち、リフレッシュレートも120Hz。
重量は1.5kgで、軽量ではありませんが、扱いやすい重さ。
クリエイターモデルということになっていますが、事務もゲーミングもいけるノートです。基本仕様
14型モニター(3K、16:10、120Hz)、Ryzen AI 9 HX 370、メモリ 32GB、NVMe SSD 1TB、重量1.5kg、バッテリー79Wh、顔認証、Wi-Fi 7(160MHzまで)、USB4
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ASUS ProArt PX13 HN7306
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13型 Ryzen AI 9 + GeForce 4060
処理速度 10 携帯性能 7 液晶画面 10 付加機能 10 外観 7 AI 第2世代 ゲーム 9 コスパ 5 - 価格:
- 299,800円(税込)
13型の小型ノートパソコンなのに、次世代上位CPUの Ryzen AI 9 と、高性能ビデオカード GeForce RTX 4060/4070 を搭載するという、常識外れのマシン。
クリエイターPCブランド「ProArt」のひとつで、Photoshop などで活用できるダイヤルパッド機能と、折り返してタブレットスタイルで使えるコンパーチブル型 2in1 の機能を持ちます。
OLED(有機ELディスプレイ)の高発色モニターを備え、超高性能お絵かきタブレットとして使えますが、これだけの性能があれば動画編集はもちろん、ゲーミングPCとしても一流です。それを13型で実現しているのは…… もはやおかしい。
ASUS 以外には作れない、と言うか、作ろうともしない特異なマシンと言えます。基本仕様(GeForce RTX 4060 機)
13.3型 有機EL(16:10、3K、タッチパネル)、Ryzen AI 9 HX370、GeForce RTX 4060 Laptop 8GB、メモリ 32GB、NVMe SSD 1TB、重量1.38kg、バッテリー73Wh、顔認証、Wi-Fi 7、USB4、ハーマンカードンのスピーカー、ダイヤルパッド、折り返しヒンジ
Snapdragon X(ARMプロセッサ)搭載機
2024年6月登場の Qualcomm(クアルコム)の CPU を搭載する第二世代 AI PC です。
消費電力と発熱が低く、スリープからの復帰が高速、スリープ中でもネット接続を維持できるといった、他にない特徴を持ちます。
しかし動かないソフトウェアが多い ARM版 Windows を使わなければなりません。
ARM版Windows の注意点は こちら にまとめています。
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Lenovo IdeaPad 5x 2-in-1 Gen 9
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約12万の格安次世代機が登場
処理速度 7 携帯性能 6 液晶画面 9 付加機能 6 外観 6 AI 第2世代 ゲーム 3 コスパ 9 - 価格:
- 109,890円(税込)
レノボの一般向けノートPCブランド「IdeaPad」の Snapdragon X 搭載14型モデル。
安価な第2世代 AI CPU「Snapdragon X Plus - X1P-42」を搭載し、驚きの約12万円という価格で販売開始した、次世代ノートの最安機。処理性能は第13世代 Core i7 と同クラスですが、AI 性能は最新世代(NPU 45TOPS)。
動くソフトウェアに制限があるARMプロセッサですが、スリープからの復帰が早いなどの Snapdragon の特性は、こうした軽作業に使うセカンドPC向けと言えます。
しかもこの価格で超高画質のOLED(有機ELディスプレイ)を搭載します。
重さは約1.5kgと軽くはありませんが、この安さは魅力です。基本仕様
14型 有機EL(16:10、タッチパネル)、Snapdragon X Plus X1P-42、メモリ 16GB、NVMe SSD 512GB、重量1.48kg、バッテリー57Wh、指紋認証、Wi-Fi 7、折り返しヒンジ、ペン同梱、ARM版Windows
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ASUS Zenbook SORA
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まるで陶器のような質感の軽量機
処理速度 6 携帯性能 9 液晶画面 7 付加機能 6 外観 9 AI 第2世代 ゲーム 3 コスパ 6 - 価格:
- 179,800円(税込)
日本での市場調査を基に作られた、軽量・長時間駆動の14型ノートパソコン。
軽さと駆動時間の両立のため Snapdragon X を搭載し、まるでセラミック(陶器)のような質感を持つ、軽量高耐久かつ渋い風合いの新素材「セラルミナム」で成形されています。899g という軽さで、駆動時間は公称23時間、動画再生時でも16時間。
CPU には出たばかりの Snapdragon X(無印)を使用しており、性能は新型としては高くありませんが、それでも初代 Core Ultra に近い処理性能を持ちます。基本仕様
14型 液晶モニター(16:10)、Snapdragon X X1-26-100、メモリ 16GB、NVMe SSD 512GB、重量899g、バッテリー48Wh、顔認証、Wi-Fi 6E、USB4 x2、ARM版Windows、メディアコントロール付きパッド
おすすめ 一般/安価ノートパソコン
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Inspiron 14 (2024年モデル)
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第13世代 Core i5 で最安級
処理速度 4 携帯性能 5 液晶画面 4 付加機能 5 外観 6 AI 0 ゲーム 2 コスパ 10 - 価格:
- 6~9万円台(WEB価格、変動)
第13~14世代の Core i5 で約7~8万円台という超格安パソコン。
省電力型ながら第13世代以降の Core i5 を選べるので、標準的に使える能力を備えます。
デルのWEB販売はセールで価格がかなり変動しますが、安い時には6万円台で買えます。ここでは Core i5-1334U を選択し、メモリを16GB(グラフィックも Iris Xe)にしたものを、格安機としてお勧めします。
Core i3 は能力が低く、値段もあまり変わらないのでお勧めしません。
Core 5 120U や Core 7 150U は中身は第14世代ですが、第13世代 Core と大差ない能力で、その割に高いのでお勧めできません。
AMD 機は Ryzen 7 8840U 搭載機なら、コストパフォーマンスに優れます。基本仕様(Core i5、メモリ16GB時)
14型モニター(16:10)、Core i5-1334U、メモリ 16GB DDR5、NVMe SSD 512GB、重量1.54kg、バッテリー41Wh、カラー3色
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HP Pavilion 16-af
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Core Ultra 最安級ノートPC
処理速度 4 携帯性能 3 液晶画面 5 付加機能 7 外観 7 AI 第1世代 ゲーム 3 コスパ 9 - 価格:
- 124,800円(定価17.5万円)
HPが2024年に発売した、最安級の Core Ultra 搭載ノートパソコン。
ロングセラーだった安価な15型ノートが販売終了したため、HP の一般向け安価モデルはこちらが担うこととなりました。省電力 Core Ultra 5 のため処理性能は高くありませんが、高い電力効率による長時間駆動を誇ります。
16インチの大型機で、重さもありますが、横4桁のテンキーがあり、縦横比16:10の大画面のため、老眼や弱視でも作業しやすいでしょう。
HPらしいセンスの良さ、高速充電、タッチパネル、2本のアンテナによる安定通信は健在。
安価機にもAI機能(NPU)が欲しい、という人にも良い機種です。基本仕様
16型モニター(16:10)、Core Ultra 5 125U、メモリ 16GB LPDDR5x、NVMe SSD 512GB、白と淡い青、重量1.79kg、バッテリー公称11時間、顔認証、タッチパネル
おすすめ モバイルノートPC
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HP Pavilion Aero 13-bg
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安価な軽量ノートの後継機
処理速度 5 携帯性能 8 液晶画面 7 付加機能 7 外観 7 AI 第1世代 ゲーム 3 コスパ 8 - 価格:
- 137,000円(定価176,000円)
1kgを切る軽量ながら約12万5千円と、かなり安く買えるお得な13型モバイルノート。
販売終了した人気モデル(HP Pavilion Aero 13-be)の新型で、値段と重量は上がりましたが、相変わらず安価で軽いです。
CPUが Zen3+ の Ryzen から、Zen4 後期型の Ryzen になっており、処理性能が向上。
スピーカーもバング&オルフセンから、WEB会議向けの Poly Studio に変わりました。
CPUがAI(NPU)搭載になっており、安価なモバイルノートが欲しい人にはお勧めです。基本仕様(Ryzen 5 搭載機)
13.3型モニター(16:10)、Ryzen 5 8640U(Zen4 Hawk Point)、メモリ 16GB LPDDR5x、NVMe SSD 512GB(Gen4)、白と薄い青、重量990g、バッテリー公称11時間半、顔認証、500万画素カメラ
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Lenovo ThinkPad X13 Gen 6
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NEW! 最新 ThinkPad は1kg切り
処理速度 4~6 携帯性能 9 液晶画面 7 付加機能 8 外観 5 AI 第1世代 ゲーム 3 コスパ 7 - 価格:
- 16~21万円(Core Ultra 200U時)
ビジネスノートの定番 ThinkPad の13型、2025年軽量モデル。
最新の省電力CPU「Core Ultra 200U」シリーズを搭載しており、最新型としては処理性能は高くはありませんが、バッテリーが長持ちでAI処理(NPU)を備えます。
そして、重量はついに 1kg を大きく切る 933g となりました。もちろん ThinkPad なので、キーボード中央には「赤ポチ」ことトラックポイントがあります。
バッテリーはユーザーで交換できるようになっており、携帯電話回線を利用してネット利用ができる WWAN を選択可能。
ThinkPad らしい耐久性やセキュリティも健在で、全般的に進化しています。基本仕様
13.3型モニター(16:10)、Core Ultra 5 225U ~ Core Ultra 7 265U / Core Ultra 200H も選択可、メモリ 16GB/32GB、NVMe SSD 256GB~1TB、重量933kg~、バッテリー41Whか54.7Wh、バッテリー交換可、顔と指紋認証はオプション、USB4 x2、Wi-Fi 6E/Wi-Fi 7
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dynabook GZ/HY(2024/11モデル)
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実は第13世代でいいかも……
処理速度 6 携帯性能 10 液晶画面 7 付加機能 7 外観 6 AI 0 ゲーム 4 コスパ 5 - 価格:
- 213,180円(Core i7 時)
軽量高耐久のマグネシウム合金を使用し、重量をわずか 875g に抑えた13型モバイルノート。
CPU が第13世代 Core の Core i7-1360P、もしくは Core i5-1340P で、最新世代と比べると3世代ほど前となりますが……
しかし第14世代 Core のノート用と大差なく、Core Ultra の AI 機能も大して活用されていないため、だったら安価な第13世代でいいんじゃない? というのは確かにあります。通信は Wi-Fi 6E、モニターも標準的ですが、メモリやストレージも含めて過不足ないスペックを選べ、それでこの軽さと価格なら、軽作業ならこれで十分。
もう少し安ければ、というのはありますが、dynabook の軽量機が欲しい方にお勧めです。基本仕様
13.3型 液晶モニター、Core i7-1360P / Core i5-1340P、メモリ 16GB/32GB、NVMe SSD 256GB/512GB/1TB、重量875kg、バッテリー 動画再生7.5時間、顔認証、Thuinderbolt4 x2、Wi-Fi 6E、紺と白の2色
追加紹介
見どころがあったり、ユニークな特徴を持つノートパソコンを取り上げています。
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FMV Note C
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NEW! Z世代向けファンレス機
処理速度 3 携帯性能 8 液晶画面 7 付加機能 7 外観 8 AI 第1世代 ゲーム 2 コスパ 4 - 価格:
- 177,000円(メモリ16GB機)
ファンレス、つまり送風機がなく、ほぼ無音で動作する13型ノートパソコン。
Mac にはファンレス機はそれなりにありますが、Windows PC では非常に珍しいです。ファンがないと冷却が困難なため、処理性能は高くありません。
しかし非常に静かに動くため、教室や図書館などでの使用に向いており、富士通は「Z世代向けノートPC」として売り出しています。
授業や会議の資料を自動でキャプチャして保存する独自アプリなども備わっています。ファンレスだと本体を薄くすることもできるため、厚さはたったの14mm。
重さは1.19kgで、コンセプトを考えるともう少し軽くして欲しかった気もしますが、バッテリーがサイズの割に大きめで、駆動時間を優先したようです。
見た目もスマートで、唯一無二の製品と言えます。基本仕様
13.3型モニター(16:10)、Core Ultra 5 134U / Core Ultra 7 164U、メモリ 8GB/16GB、NVMe SSD 256GB/512GB、重量1.187kg、バッテリー 動画再生13.6時間、顔認証、Wi-Fi 7、ファンレス機、本体カラー3色
データや価格、セールの有無は、あくまで更新時点のものです。
ゲームができるパソコンが欲しい方は おすすめゲーミングPC のページをご覧ください。
CPUの性能一覧は こちら でまとめています。
昨今のパソコンの世代や動向については CPUロードマップ のページで解説中です。
パソコンの各評価は以下を基準に行っています。
- 処理性能:CPUの性能です。ノートパソコン用CPUとしての評価です。ベンチマークのスコアを元にしています。10を超える製品が出てきたので基準を再考予定。
- 携帯性能:サイズ、重さ、バッテリー駆動時間を元に評価しています。15型以上は持ち運びに向かないので評価を低くしていますが、通常、テンキーがあるのは15型以上です。バッテリーは40Whなら、使用電力が40Wの状態だと1時間、20Wだと2時間持つことを意味します。
- 液晶画面:モニターの解像度、発色、コントラスト比、視野角、リフレッシュレート等の評価ですが、9以上は有機EL用としています。
- 付加機能:接続端子、顔・指紋認証、WEB会議補助機能、各種センサー、タッチパネルとペン、高級スピーカー、初期ソフトなど、備わっているハードやソフトの評価です。ARMプロセッサは長所と短所が大きいので、今のところ「一長一短」と表記して数値を付けていません。
- 外観:独断ですが…… 見た目の良さ、デザイン性です。6を基準としています。
- AI:CPUのAIコア(NPU)の評価です。第1世代が10~20TOPS、第2世代は40~50TOPSです。
- ゲーム:グラフィック性能(3D描画性能)です。一般ノートPCとしての評価です。主に3D描画のあるゲームに影響するため「ゲーム」としていますが、CAD(設計ソフト)等にも関わります。ゲームでも3D描画のないものには影響しません。
- コスパ:コストパフォーマンス(費用対性能)の良さですが、基本的に安いほど高評価です。