【 現在のノートパソコンの選定基準 】

  • CPU(処理性能)は Core Ultra シリーズ2(Lunar Lake / Arrow Lake)、Ryzen AI(Zen5)、Snapdragon X、それ以外に分けています
    • 最新性能(上記の新型CPU搭載機)を重視しています
  • メモリは16GB以上、ストレージは512GB~1TB
  • 携帯性重視なら重量1.1kg以下で、バッテリー公称8時間以上
  • 安価モデルは10万円以下、Celeron や N100、Core i3 等の下位CPUでないもの
  • 機能と価格のバランスが取れていて、信頼とサポートのあるメーカーであること

今回は、新世代機9選、一般/安価ノートPC3選を掲載しています。
新型CPU搭載機の普及に伴い、旧世代機の紹介は減らしています。

【2025年3月の市場動向と更新案内】
マウス、ドスパラ、パソコン工房の Lunar Lake(Core Ultra 200V)搭載 軽量ノートパソコンは引き続きお勧めです。
高額な Ryzen AI 搭載機と、動くソフトが少ない Snapdragon X 搭載機は紹介を減らしました。
家電メーカー(NEC、富士通、Dynabook)は第12/13世代 Core、及び初代 Core Ultra 搭載機が中心で、最新性能ではないため今はお勧めしていません。

安価なノートパソコン用CPU「Core Ultra 200H シリーズ」と「Ryzen 9000HX シリーズ」を搭載するパソコンが3月から出始めていますが、まだ製品はわずかです。
ただ、この春から夏にかけて、10万円台のノートPCの主流になっていくものと思われます。
最新 CPU の動向については ロードマップ のページをご覧下さい。

※ゲームをやりたい場合はノートPCも ゲーミングモデル から選んでください。
※価格は2025年3月12日時点のものです。セールは終了していることがあります。
※製品リンクにはアフィリエイトが含まれています。

Core Ultra 200V(Lunar Lake)搭載機

2024年10月から普及している Intel(インテル)の CPU を搭載する第二世代 AI PC です。
「Core Ultra シリーズ2」のひとつです。
低い電力で従来より高い性能を発揮でき、発熱が低く、バッテリーが長持ちするのが特徴です。
CPU内蔵のグラフィック機能も新型で、主に軽量ノートパソコンに使用されています。

  1. MousePro G4-I7U01BK-E

  2. MousePro G4-I7U01BK-E

    マウスの Lunar Lake 搭載機

    処理速度 9
    携帯性能 9
    液晶画面 7
    付加機能 6
    外観 5
    AI 第2世代
    ゲーム 6
    コスパ 7
    価格:
    239,800円(税込)

    マウスコンピューターの、Lunar Lake こと「Core Ultra 200V」シリーズ搭載機。
    14型のノートパソコンで、重量946gと、1kgを切る軽さ。法人向けだが個人でも購入可能。
    モニターの解像度は 1920x1200、縦横比 16:10 で、180度の開閉が可能。

    新型 CPU の Core Ultra 7(258V)を搭載し、CPU内蔵メモリも 32GB。
    ストレージは 500GB だがカスタマイズで増量はできる。(1TB で +15400円
    ※1TBで+9900円に値下げされました。

    通信は最新の Wi-Fi 7 に対応しており、顔認証対応の500万画素のカメラを持つ。
    カスタマイズでLTEモジュールを搭載(+13200円)すればモバイル通信も可能だ。

    ドスパラやパソコン工房のものより割高だが、離籍時の自動ロックなどもあり、ビジネス向けの機能性がウリと言える。

    基本仕様

    14型 液晶モニター (16:10)、Core Ultra 7 258V、メモリ 32GB CPU内蔵、NVMe SSD 500GB、重量946g、バッテリー54Wh、顔認証、Wi-Fi 7、Thunderbolt4、カメラ500万画素、LTE追加可

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  3. THIRDWAVE F-14LN7LA

  4. THIRDWAVE F-14LN7LA

    ドスパラ Lunar Lake ノートPC

    処理速度 9
    携帯性能 9
    液晶画面 7
    付加機能 5
    外観 5
    AI 第2世代
    ゲーム 6
    コスパ 8
    価格:
    219,980円(税込)

    ドスパラ(サードウェーブ)の、Lunar Lake こと「Core Ultra 200V」シリーズ搭載機。
    14型のノートパソコンで、重量950gと、こちらも1kgを切る軽さ。
    モニターの解像度は 1920x1200、縦横比 16:10 で、180度の開閉が可能。

    新型 CPU の Core Ultra 7(258V)を搭載し、メモリ(CPU内蔵)も 32GB。
    ストレージは標準でも 1TB あり、カスタマイズでさらに増量可能。(2TB で +11000円)

    通信は Wi-Fi 6E で、顔認証対応の500万画素のカメラ(動画は200万画素)を持つ。
    マウスのものより割安なのにストレージが大容量なのがウリと言える。

    なお、Core Ultra 5 搭載機や、16型モニターの大型機といったバリエーションがある。

    基本仕様

    14型 液晶モニター (16:10)、Core Ultra 7 258V、メモリ 32GB CPU内蔵、NVMe SSD 1TB、重量950g、バッテリー54Wh、顔認証、Wi-Fi 6E、Thunderbolt4、4TB NVMe SSD も選択可

    製品ページへ

  5. STYLE-14FH129-U7-UHX

  6. STYLE-14FH129-U7-UHX

    PC工房も Lunar 搭載機を発売

    処理速度 9
    携帯性能 9
    液晶画面 7
    付加機能 5
    外観 5
    AI 第2世代
    ゲーム 6
    コスパ 8
    価格:
    194,800円(税込)

    パソコン工房の、Lunar Lake こと「Core Ultra 200V」シリーズ搭載機。
    14型のノートパソコンで、重量935gと、やはり1kgを切る軽量だ。
    モニターの解像度は 1920x1200、縦横比は 16:10。

    CPU は新型 Core Ultra 7 だが、内蔵メモリが 16GB の Core Ultra 7 256V を使用。
    ストレージは標準で 500GB だが、カスタマイズで増量は可能。(1TB で +8000円
    ※1TBで+5000円に値下げされました。

    通信は最新の Wi-Fi 7 対応で、顔認証のある500万画素のカメラを持つ。
    マウスやドスパラのものよりメモリが少なめだが、そのぶん安く、Lunar Lake の Core Ultra 7 搭載で20万円を切るのがウリだ。

    なお、こちらも16型モニターの大型機iconも用意されている。

    基本仕様(Core Ultra 7 メモリ16GB機)

    14型 液晶モニター(16:10)、Core Ultra 7 256V、メモリ 16GB CPU内蔵、NVMe SSD 500GB、重量935g、バッテリー54Wh、顔認証、Wi-Fi 7、Thunderbolt4、カメラ500万画素

    製品ページへicon

  7. DELL XPS 13(Core Ultra シリーズ2)

  8. DELL XPS 13

    次世代ミニマルデザインノートPC

    処理速度 9
    携帯性能 7.5
    液晶画面 10
    付加機能 8
    外観 9
    AI 第2世代
    ゲーム 6
    コスパ 4
    価格:
    約26~30万円(税込)

    DELL の個人向け高級ノートパソコン「XPS」シリーズの13型モデル。
    XPS13 は Core Ultra を搭載する際、ミニマルデザインに生まれ変わった。
    枠のないタッチパッド、タッチランプ式の機能キーなど、シンプルでオシャレを追及した外観となっている。
    そんな XPS13 で、Core Ultra シリーズ2(Lunar Lake)を選択可能になった。

    Core Ultra 5 226V と Core Ultra 7 256V(メモリ16GB版)、Core Ultra 7 258V(32GB版)を選択でき、モニターも OLED(有機ELディスプレイ)を選べ、サウンドも優れている。
    価格は高めで、Core Ultra 5 でも26万円、Core Ultra 7 だと28万円以上となるが、約1.2kgで13型の本体は持ち運びしやすく、スタイリッシュなノートPCを求める人に向く。

    基本仕様(Core Ultra 7 メモリ16GB機)

    13型 3K有機EL or 液晶モニター、Core Ultra 5 226V or Core Ultra 7 256V / 258V、メモリ 16GB/32GB CPU内蔵、NVMe SSD 512GB/1TB/2TB、重量1.2kg、バッテリー55W、顔認証、Wi-Fi 7、Thunderbolt4 x2、Waves MaxxAudio 4スピーカー

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  9. Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen 9

  10. Lenovo Yoga Slim 7i Aura Edition Gen 9

    Intel と共同開発の次世代 AI PC

    処理速度 9
    携帯性能 5
    液晶画面 8
    付加機能 8
    外観 7
    AI 第2世代
    ゲーム 6
    コスパ 6
    価格:
    249,810円(税込)

    レノボのスタイリッシュノート「Yoga」シリーズの15.3型 Core Ultra 200V 搭載機。
    Aura Edition は Intel と共同開発した特別仕様を意味している。

    Yoga シリーズらしい薄型のスマートな設計で、モニターは独自の高発色機能を持つ3K液晶。
    2つのウーハーを含む4つのスピーカー、70Wの大型バッテリーも備える、コストパフォーマンスに優れた次世代機だ。

    ただ、重さは約1.5kgと Lunar Lake 搭載機としては軽くなく、大きめの15型なのにテンキーがない点も短所と言える。

    基本仕様

    15.3型 液晶モニター(16:10、3K、120Hz、タッチパネル)、Core Ultra 7 258V、メモリ 32GB CPU内蔵、NVMe SSD 1TB、重量1.53kg、バッテリー70Wh(公称22.4時間)、顔認証、Thuinderbolt4 x2、Wi-Fi 7、4スピーカー

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Core Ultra 200H(Arrow Lake)搭載機

2025年3月から普及している Intel(インテル)の CPU を搭載する第一世代 AI PC です。
AI(NPU)性能や内蔵グラフィック機能は Lunar Lake(Core Ultra 200V)に劣りますが、価格が安くてハイパワー、コストパフォーマンスに優れます。
第13/14世代 Core の後継と言える CPU です。

  1. ASUS Zenbook 14 UX3405CA

  2. ASUS Zenbook 14 UX3405CA

    NEW! Core Ultra 200H 機登場

    処理速度 8
    携帯性能 8
    液晶画面 9
    付加機能 7
    外観 8
    AI 第1世代
    ゲーム 5
    コスパ 9
    価格:
    169,800円(税込)

    新設計「Arrow Lake」の新型 CPU「Core Ultra 200H シリーズ」を搭載する14型ノートの最新モデル。
    Arrow Lake は初代 Core Ultra(Meteor Lake)の改修型で、つまりベースが第一世代であり、第二世代である Lunar Lake よりも一部の性能で劣る。
    しかし電力量を増やして処理能力をカバー、結果として省電力性能は下がっているものの、安価ながら高い性能を持つに至っている。

    本機は ASUS お得意の OLED(有機ELディスプレイ)による非常に美しい画面を持ち、大型バッテリーを搭載して駆動時間も補い、それでいて重さは1.28kgと、サイズとバッテリーを考えると破格の軽さとなっている。
    いくつかのバリエーションがあり、Core Ultra 5 や 9、ストレージ1TBやメモリ32GBモデルなどが存在する。

    基本仕様(Core Ultra 7 機)

    14型 有機EL(16:10、タッチパネル)、Core Ultra 7 255H、メモリ 16GB、NVMe SSD 512GB、重量1.28kg、バッテリー75Wh、顔認証、Wi-Fi 7、Thunderbolt4 x2

    公式紹介 Amazon

Ryzen AI 300(Zen5)搭載機

2024年8月から普及している AMD の CPU を搭載する第二世代 AI PC です。
従来より低い電力で高い性能を発揮でき、内蔵するグラフィック機能も優秀です。
Core Ultra 200V(Lunar Lake)より価格は高めです。

  1. ASUS ProArt PX13 HN7306

  2. ASUS ProArt PX13 HN7306

    13型 Ryzen AI 9 + GeForce 4060

    処理速度 10
    携帯性能 7
    液晶画面 10
    付加機能 10
    外観 7
    AI 第2世代
    ゲーム 9
    コスパ 5
    価格:
    299,800円(税込)

    13型の小型ノートパソコンなのに、次世代上位CPUの Ryzen AI 9 と、高性能ビデオカード GeForce RTX 4060/4070 を搭載するという、常識外れのマシン。

    クリエイターPCブランド「ProArt」のひとつで、Photoshop などで活用できるダイヤルパッド機能と、折り返してタブレットスタイルで使えるコンパーチブル型 2in1 の機能を持つ。
    OLED(有機ELディスプレイ)の高発色モニターを備え、超高性能お絵かきタブレットとして使えるが、これだけの性能があれば動画編集はもちろん、ゲーミングPCとしても一流だ。

    それを13型で実現しているのは、もはやおかしい。ASUS 以外には作れない(と言うか、作ろうともしない)特異なマシンと言える。

    基本仕様(GeForce RTX 4060 機)

    13.3型 有機EL(16:10、3K、タッチパネル)、Ryzen AI 9 HX370、GeForce RTX 4060 Laptop 8GB、メモリ 32GB、NVMe SSD 1TB、重量1.38kg、バッテリー73Wh、顔認証、Wi-Fi 7、USB4、ハーマンカードンのスピーカー、ダイヤルパッド、折り返しヒンジ

    公式紹介 レビュー

    Amazon

Snapdragon X(ARMプロセッサ)搭載機

2024年6月登場の Qualcomm(クアルコム)の CPU を搭載する第二世代 AI PC です。
消費電力と発熱が低く、スリープからの復帰が高速、スリープ中でもネット接続を維持できるといった、他にない特徴を持ちます。
しかし動かないソフトウェアが多い ARM版 Windows を使わなければなりません。
ARM版Windows の注意点は こちら にまとめています。

  1. Lenovo IdeaPad 5x 2-in-1 Gen 9

  2. Lenovo IdeaPad 5x 2-in-1 Gen 9

    約12万の格安次世代機が登場

    処理速度 7
    携帯性能 6
    液晶画面 9
    付加機能 6
    外観 6
    AI 第2世代
    ゲーム 3
    コスパ 9
    価格:
    119,790円(税込)

    レノボの一般向けノートPCブランド「IdeaPad」の Snapdragon X 搭載14型モデル。
    安価な第2世代 AI CPU「Snapdragon X Plus - X1P-42」を搭載し、驚きの約12万円という価格で販売開始した、次世代ノート最安機。

    処理性能は第13世代 Core i7 と同クラスだが、AI 性能は最新世代(NPU 45TOPS)。
    動くソフトウェアに制限があるARMプロセッサだが、スリープからの復帰が早いなどの Snapdragon の特性は、こうした軽作業に使うセカンドPC向けの機種で生きると言える。
    しかもこの価格で超高画質のOLED(有機ELディスプレイ)を搭載する。
    重さは約1.5kgと軽くはないが、この安さはあまりにも魅力だ。

    基本仕様

    14型 有機EL(16:10、タッチパネル)、Snapdragon X Plus X1P-42、メモリ 16GB、NVMe SSD 512GB、重量1.48kg、バッテリー57Wh、指紋認証、Wi-Fi 7、折り返しヒンジ、ペン同梱、ARM版Windows

    製品ページへ Amazon

  3. ASUS Zenbook SORA

  4. ASUS ProArt PZ13 HT5306

    NEWS! まるで陶器のような軽量機

    処理速度 7
    携帯性能 9
    液晶画面 7
    付加機能 6
    外観 9
    AI 第2世代
    ゲーム 3
    コスパ 6
    価格:
    179,800円(税込)

    日本で市場調査を行い、そのデータを基に作られた軽量・長時間駆動の14型ノートパソコン。
    軽さと駆動時間の両立のため Snapdragon X を搭載し、まるでセラミック(陶器)のような質感を持つ軽量高耐久かつ渋い風合いの新素材「セラルミナム」で成形されている。

    899g という軽さで、駆動時間は公称23時間、動画再生時でも16時間。
    CPU は2025年2月に出たばかりの Snapdragon X(無印)を使用しており、性能は新型としては高くないが、それでも初代 Core Ultra に近い処理性能はある。

    基本仕様

    14型 液晶モニター(16:10)、Snapdragon X X1-26-100、メモリ 16GB、NVMe SSD 512GB、重量899g、バッテリー48Wh、顔認証、Wi-Fi 6E、USB4 x2、ARM版Windows、メディアコントロール付きパッド

    公式紹介 レビュー

    Amazon

おすすめ 一般/安価ノートパソコン

  1. Inspiron 14 (2024年モデル)

  2. Inspiron 14

    第13世代 Core i5 で最安級

    処理速度 4
    携帯性能 5
    液晶画面 4
    付加機能 5
    外観 6
    AI 0
    ゲーム 3
    コスパ 10
    価格:
    6~9万円台(WEB価格、変動)

    第13~14世代の Core i5 で約7~8万円台という超格安パソコン。
    省電力型ながら第13世代以降の Core i5 を選べるので、標準的に使える能力を備える。
    デルのWEB販売はセール等で価格がかなり変動するが、安い時には6万円台で買える。

    ここでは Core i5-1334U を選択し、メモリを16GB(グラフィックも Iris Xe)にしたものを格安機としてお勧めする。
    Core i3 は能力が低く、値段もあまり変わらないのでお勧めしない。
    Core 5 120U や Core 7 150U は中身は第14世代だが、第13世代 Core と大差ない能力で、その割に高いのでお勧めできない。
    AMD 機は Ryzen 7 8840U 搭載機ならコストパフォーマンスに優れる。

    基本仕様(Core i5、メモリ16GB時)

    14型モニター(16:10)、Core i5-1334U、メモリ 16GB DDR5、NVMe SSD 512GB、シルバーと黒、重量1.54kg、バッテリー41Wh

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  3. HP Pavilion 16-af

  4. HP Pavilion 16-af

    Core Ultra 最安級ノートPC

    処理速度 5
    携帯性能 3
    液晶画面 5
    付加機能 7
    外観 7
    AI 第1世代
    ゲーム 3
    コスパ 9
    価格:
    124,800円(定価17.5万円)

    HPが2024年5月末に発売した、最安級の Core Ultra 搭載ノートパソコン。
    そして、ロングセラーだった15型ノートが販売終了したため、HP の一般向け安価モデルはこれが担うこととなった。

    省電力 Core Ultra 5 のため処理性能は高くはないが、高い電力効率による長時間駆動を誇る。
    16インチの大型機で重量もあるが、横4桁のテンキーがあり、縦横比16:10の大画面のため作業がしやすい。
    HPらしいセンスの良さ、高速充電、タッチパネル、2本のアンテナによる安定通信は健在。
    今後を考えると安価機にもAI機能(NPU)が欲しい、という人にも良い機種だ。

    基本仕様

    16型モニター(16:10)、Core Ultra 5 125U、メモリ 16GB LPDDR5x、NVMe SSD 512GB、白と淡い青、重量1.79kg、バッテリー公称11時間、顔認証、タッチパネル

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おすすめ モバイルノートPC

  1. HP Pavilion Aero 13-bg

  2. HP Pavilion Aero 13-bg

    安価な軽量ノートの新型

    処理速度 5
    携帯性能 9
    液晶画面 7
    付加機能 7
    外観 7
    AI 第1世代
    ゲーム 3
    コスパ 9
    価格:
    134,800円(定価176,000円)

    1kgを切る軽量ながら約12万5千円と、かなり安く買えるお得な13型モバイルノート。
    以前紹介していた HP Pavilion Aero 13-beicon の新型で、値段と重量は上がったが、相変わらず安価で軽い。
    CPUが Zen3+ の Ryzen から、Zen4 後期型の Ryzen になっており、処理性能が向上。
    スピーカーもバング&オルフセンから、WEB会議向けの Poly Studio に変わった。
    CPUがAI(NPU)搭載になったため、AIアシスタントを呼び出す Copilot キーが追加。
    安価なモバイルノートが欲しい人には一押しの製品だ。

    基本仕様(Ryzen 5 搭載機)

    13.3型モニター(16:10)、Ryzen 5 8640U(Zen4 Hawk Point)、メモリ 16GB LPDDR5x、NVMe SSD 512GB(Gen4)、白と薄い青、重量990g、バッテリー公称11時間半、顔認証、500万画素カメラ

    製品ページへicon Amazon


データや価格、セールの有無は、あくまで更新時点のものです。
ゲームができるパソコンが欲しい方は おすすめゲーミングPC のページをご覧ください。

CPUの性能一覧は こちら でまとめています。
昨今のパソコンの世代や動向については CPUロードマップ のページで解説中です。

パソコンの各評価は以下を基準に行っています。

  • 処理性能:CPUの性能です。ノートパソコン用CPUとしての評価です。ベンチマークのスコアを元にしています。10を超える製品が出てきたので基準を再考予定。
  • 携帯性能:サイズ、重さ、バッテリー駆動時間を元に評価しています。15型以上は持ち運びに向かないので評価を低くしていますが、通常、テンキーがあるのは15型以上です。バッテリーは40Whなら、使用電力が40Wの状態だと1時間、20Wだと2時間持つことを意味します。
  • 液晶画面:モニターの発色、解像度、コントラスト比、視野角、リフレッシュレート等の評価ですが、9以上は有機EL用としています。
  • 付加機能:接続端子、顔・指紋認証、WEB会議補助機能、各種センサー、タッチパネルとペン、高級スピーカー、初期ソフトなど、備わっているハードやソフトの評価です。ARMプロセッサは長所と短所が大きいので、今のところ「一長一短」と表記して数値を付けていません。
  • 外観:独断ですが…… 見た目の良さ、デザイン性です。6を基準としています。
  • AI:CPUのAIコア(NPU)の評価です。シンプルに Core Ultra と Zen4 Ryzen は第1世代、Snapdragon X と Zen5 Ryzen は第2世代としています。性能値は第1世代が10~16TOPS、第2世代は40~50TOPSです。
  • ゲーム:グラフィック性能(3D描画性能)です。一般ノートPCとしての評価です。主に3D描画のあるゲームに影響するため「ゲーム」としていますが、CAD(設計ソフト)等にも関わります。ゲームでも3D描画のないものには影響しません。
  • コスパ:コストパフォーマンス(費用対性能)の良さですが、基本的に安いほど高評価です。