【 現在のノートパソコンの選定基準 】

  • CPU(処理性能)は Core Ultra 5 や Ryzen 5 以上、及び同等の性能のもの
    • Core Ultra シリーズ2(Lunar Lake / Arrow Lake)や Ryzen AI(Zen5)などを優先しています
    • 安価モデルでも Celeron や N100、Core i3 等の下位CPUは対象外
  • メモリは16GB以上、ストレージは512GB以上
  • 携帯性重視なら重量1.1kg以下で、バッテリー公称8時間以上
  • 機能と価格のバランスが取れていて、信頼とサポートのあるメーカーであること

【2025年7月の動向と更新案内】
最新CPUの Ryzen AI 7 と Ryzen AI 5、Ryzen 200 シリーズを搭載するノートパソコンの販売が始まりました。
どれも安価なCPUで、これに伴い10万円台前半のコスパ型ノートPCが増えています。
当ページでもこれらのCPU搭載モデルを優先し、旧廉価型の製品は削除しました。

※ゲームをやりたい場合はノートPCも ゲーミングモデル から選んでください。
※価格は2025年7月17日時点のものです。セールは終了していることがあります。
※製品リンクにはアフィリエイトが含まれています。

Ryzen AI 7 / 5(Zen5)搭載機

2025年6月から普及し始めた、バランス型の最新ノート用CPUを搭載するパソコンです。
低めの価格で高い処理性能を持ち、最新のAI処理機能(NPU)も搭載します。
内蔵グラフィック機能は最新CPUとしては高くなく、やや重めの機種が多いですが、コストパフォーマンスに優れています。

  1. mouse B5-A7A01SR-A

  2. mouse B5-A7A01SR-A

    NEW! マウスの Ryzen AI 7 始動

    処理速度 9
    携帯性能 4
    液晶画面 8
    付加機能 5
    外観 6
    AI 第2世代
    ゲーム 5
    コスパ 8
    価格:
    149,800円(税込)

    マウスコンピューターが発売した安価型 Zen5「Ryzen AI 7」搭載の15.3型ノートパソコン。
    横4桁のテンキーと独立したカーソルキーを持ち、キーボードの操作性に優れていて事務に向いています。
    また、2.5K(2560x1600)の高解像度モニターを持ち、動画なども美しい画面で視聴可能。
    モニターの描画速度(リフレッシュレート)も高いので、カーソルの動きも滑らかです。

    Ryzen AI 7 の性能は Core Ultra 7 の新型(Arrow Lake、Lunar Lake)に匹敵し、AI(NPU)も現行最上位、しかも搭載機の価格が割安で、非常にコスパが良いです。
    ただ、内蔵グラフィック機能は最新CPUとしては弱めです。

    本機は通信も Wi-Fi 7 に対応しており、顔認証にも対応。
    1.7kgと重量はありますが、バッテリーは大きく、あまり外に持ち出さない作業用ノートとしてお勧めです。

    基本仕様

    15.3型 液晶モニター (2.5K、16:10、120Hz)、Ryzen AI 7 350、メモリ 16GB、NVMe SSD 500GB、重量1.7kg、バッテリー80Wh、顔認証、Wi-Fi 7、USB4、2本目のNVMe SSD追加可

    製品ページへ

  3. HP OmniBook 5 16-ag

  4. HP OmniBook 5 16-ag

    NEW! Ryzen AI の激安機

    処理速度 8
    携帯性能 3
    液晶画面 6
    付加機能 6
    外観 6
    AI 第2世代
    ゲーム 4
    コスパ 10
    価格:
    99,800円(定価16.8万円)

    HP の Ryzen AI 搭載機はビジネスモデルしかなかったのですが、新たに発売された個人向けの16型 安価モデル。
    Ryzen AI 5 搭載機なら、なんと(7月時点で)99800円! 10万円以下で買えてしまいます。
    メモリ16GB、ストレージ512GBと標準的な構成を備え、Ryzen AI 5 でも処理性能はかなり高く、まさに価格破壊の機種です。
    通信は Wi-Fi 6E ですが、バッテリーは公称16.5時間の大容量でHPの高速充電に対応。

    16型で重量約1.8kgなので持ち運びには向きませんが、テンキーと大きな画面で各種作業をこなせます。
    Ryzen AI 7 搭載型もあり、約15万円ですがメモリ32GB、ストレージ1TBで、こちらもお勧め。

    基本仕様(Ryzen AI 5 モデル)

    16型 液晶モニター(16:10)、Ryzen AI 5 340、メモリ 16GB、NVMe SSD 512GB、重量 約1.79kg、バッテリー公称16.5時間、顔認証、Wi-Fi 6E

    製品ページへicon

  5. Lenovo IdeaPad 5 2-in-1 Gen 10 (14型 AMD)

  6. Lenovo Yoga Pro 7i Gen10 Aura Edition

    NEW! Ryzen AI 7 で最安級

    処理速度 9
    携帯性能 5
    液晶画面 7
    付加機能 7
    外観 7
    AI 第2世代
    ゲーム 5
    コスパ 9
    価格:
    139,920円(Ryzen AI 7 時)

    レノボの個人向けノートPC「IdeaPad」の14型 最新モデル。
    Ryzen AI 7 350 搭載機としては最安級の約14万円で販売されています。
    メモリ16GB、ストレージは1TBを備えており、コンパーチブル(折り返し型)の 2in1 なのでペンでの手書きメモやお絵かきにも使えます。デジタルペンは付属。
    ただし、1.6kgあるのでタブレットとしては重いです。

    Ryzen AI 5 モデルもあり、約11万円と非常に安くて良いのですが、Ryzen AI 5 なら HP の方がもっと安かったりするので、ここでは Ryzen AI 7 をお勧めしています。
    通信は Wi-Fi 6 ですが Ryzen AI 7 モデル(カスタマイズ対応機)なら+2200円で Wi-Fi 7 に変更可能です。

    基本仕様(Ryzen AI 7 搭載機)

    14型 液晶モニター(16:10、タッチパネル)、Ryzen AI 7 350、メモリ 16GB、NVMe SSD 1TB、重量1.6kg、バッテリー57Wh、顔認証、Wi-Fi 6、2in1(折り返し)

    製品ページへ

Ryzen 200 シリーズ(Zen4)搭載機

2025年7月から普及し始めた、AMD の安価な最新ノート用CPUです。
世代は Zen4 の後期型。 一世代前の省電力型と同クラスですが、他のCPUよりもかなり安く、コストパフォーマンスは非常に高いです。

  1. ThinkPad E14 Gen 7 (14型 AMD)

  2. ThinkPad E14 Gen 7 (14型 AMD)

    NEW! ThinkPad が驚きの低価格

    処理速度 6
    携帯性能 6
    液晶画面 6
    付加機能 6
    外観 5
    AI 第1世代
    ゲーム 3
    コスパ 9
    価格:
    106,865円(Ryzen 5 搭載時)

    ビジネスノートの定番、レノボの ThinkPad の14型モデルなのですが……
    なんと新製品で10.7万円という驚きの安さ。
    メモリ16GB。ストレージは256GBですが、512GBや1TBのストレージも選択可能。(512GBだと+17600円)

    搭載する Ryzen 5 230 の性能は初代 Core Ultra(Meteor Lake)の省電力型と似ていて、悪くない処理性能と、AI機能(NPU)を持ちます。
    第14世代 Core の省電力型である Core 5 120U と比べるとシングルコア性能で見劣りしますが、この安さは魅力。(各CPUの性能一覧はこちらを)

    ThinkPad なので高い耐久性と、キーボード中央の赤ポチことトラックポイントは健在。
    指紋認証と顔認証はオプションです。
    バッテリーは48Whですが、わずか+1100円の追加で64Whにできます。

    Ryzen 3 モデルもあり、さらに安い93700円なのですが、さすがに Ryzen 200 シリーズの Ryzen 3 では性能が心配なので、ここでは Ryzen 5 モデルをお勧めします。

    基本仕様(Ryzen 5 230 搭載機)

    14型 液晶モニター(16:10)、Ryzen 5 230、メモリ 16GB、NVMe SSD 256GB(増量可)、重量1.41kg、バッテリー48Wh、Wi-Fi 6、USB4

    製品ページへ

Core Ultra 200V(Lunar Lake)搭載機

2024年10月から普及している Intel(インテル)の CPU を搭載する新型 AI PC です。
低い電力で従来よりも高い性能を発揮できる Core Ultra シリーズ2 の Lunar Lake を搭載し、発熱が低く、バッテリーも長持ちするのが特徴です。
1kg を切るほどの軽量ノートパソコンによく使われています。

  1. MousePro G4-I7U01BK-E

  2. MousePro G4-I7U01BK-E

    マウスの Lunar Lake 搭載機

    処理速度 8
    携帯性能 9
    液晶画面 7
    付加機能 6
    外観 5
    AI 第2世代
    ゲーム 6
    コスパ 7
    価格:
    239,800円(税込)

    マウスコンピューターが発売した、Lunar Lake こと「Core Ultra 200V」シリーズ搭載機。
    14型のノートパソコンで、重量946gと1kgを切る軽さ。法人向けですが個人でも買えます。
    モニターは縦横比 16:10 で、180度の開閉ができます。

    新型 CPU の Core Ultra 7(258V)を搭載し、CPU内蔵メモリも 32GB。
    ストレージは 500GB ですがカスタマイズで増量はできます。(1TBで+9900円)

    通信は最新の Wi-Fi 7 に対応しており、顔認証対応の500万画素のカメラを持ちます。
    カスタマイズでLTEモジュールを搭載(+13200円)すればモバイル通信も可能で、ドスパラやパソコン工房のものより割高ですが、ビジネス向けの機能性がウリと言えます。

    基本仕様

    14型 液晶モニター (16:10)、Core Ultra 7 258V、メモリ 32GB CPU内蔵、NVMe SSD 500GB、重量946g、バッテリー54Wh、顔認証、Wi-Fi 7、Thunderbolt4、LTE追加可

    製品ページへ

  3. THIRDWAVE F-14LN7LA

  4. THIRDWAVE F-14LN7LA

    ドスパラ Lunar Lake ノートPC

    処理速度 8
    携帯性能 9
    液晶画面 7
    付加機能 5
    外観 5
    AI 第2世代
    ゲーム 6
    コスパ 8
    価格:
    219,980円(税込)

    ドスパラ(サードウェーブ)が発売した、Lunar Lake こと「Core Ultra 200V」搭載機。
    14型のノートパソコンで、重量950gと、こちらも1kgを切る軽さ。
    モニターの縦横比は 16:10 で、180度の開閉が可能。

    新型 CPU の Core Ultra 7(258V)を搭載し、メモリ(CPU内蔵)も 32GB。
    ストレージは標準でも 1TB あり、カスタマイズでさらに増量できます。(2TBで+11000円)

    通信は Wi-Fi 6E で、顔認証対応の500万画素のカメラ(動画は200万画素)を搭載。
    マウスのものより割安なのに、ストレージが大容量なのがウリと言えます。

    なお、Core Ultra 5 搭載機や、16型モニターの大型機といったバリエーションもあります。

    基本仕様

    14型 液晶モニター (16:10)、Core Ultra 7 258V、メモリ 32GB CPU内蔵、NVMe SSD 1TB、重量950g、バッテリー54Wh、顔認証、Wi-Fi 6E、Thunderbolt4、4TB NVMe SSD も選択可

    製品ページへ

  5. STYLE-14FH129-U7-UHX

  6. STYLE-14FH129-U7-UHX

    PC工房も Lunar 搭載機を発売

    処理速度 8
    携帯性能 9
    液晶画面 7
    付加機能 5
    外観 5
    AI 第2世代
    ゲーム 6
    コスパ 8
    価格:
    194,800円(税込)

    パソコン工房が発売した、Lunar Lake こと「Core Ultra 200V」シリーズ搭載機。
    14型のノートパソコンで、重量935gと、やはり1kgを切る軽さです。
    モニターの縦横比は 16:10。

    CPU は内蔵メモリが 16GB の Core Ultra 7 256V を使用。
    ストレージは標準で 500GB ですが、カスタマイズで増量はできます。(1TBで+5000円)

    通信は最新の Wi-Fi 7 対応で、顔認証のある500万画素のカメラを搭載。
    マウスやドスパラのものよりメモリが少なめですが、そのぶん安く、20万円を切るのがウリ。

    なお、こちらも16型モニターの大型機iconも用意されています。

    基本仕様(Core Ultra 7 メモリ16GB機)

    14型 液晶モニター(16:10)、Core Ultra 7 256V、メモリ 16GB CPU内蔵、NVMe SSD 500GB、重量935g、バッテリー54Wh、顔認証、Wi-Fi 7、Thunderbolt4

    製品ページへicon

  7. DELL 14 Plus(DB14250)

  8. DELL 14 note
    ※画像は Dell Inspiron 14

    DELLも安めの Lunar Lake 機発売

    処理速度 8
    携帯性能 6
    液晶画面 8
    付加機能 6
    外観 6
    AI 第2世代
    ゲーム 6
    コスパ 8
    価格:
    198,999円(Core Ultra 7 時)

    Lunar Lake こと「Core Ultra 200V」シリーズを搭載する DELL の14インチ新モデル。
    DELL の Lunar Lake 搭載機は高級モデルしかなかったのですが、ようやく安めのモデルが登場しました。

    外観は従来の個人向けノート(Inspiron 14)と大差ありませんが、Core Ultra 9 も選択可能で、1TB のストレージを搭載。
    モニターの解像度は 2.5K(2560x1600)と高く、Wi-Fi 7 と高級スピーカーを備え、カメラは200万画素ですが顔認証があります。
    ただ、重量が1.55kgと、Lunar Lake 機としてはあまり軽くないのが難点。

    コンパーチブル(折り返し型)2in1 機も用意されています。

    基本仕様

    14型 2.5K液晶モニター(16:10)、Core Ultra 7 / 9、メモリ 16GB/32GB CPU内蔵、NVMe SSD 1TB、重量1.55kg、バッテリー64Wh、顔認証、Wi-Fi 7、Thunderbolt4、Waves MaxxAudio Pro スピーカー

    標準モデル 2-in-1モデル

  9. dynabook XP/ZY

  10. dynabook XP/ZY

    dynabook も最新 AI PC を投入

    処理速度 8
    携帯性能 9
    液晶画面 7
    付加機能 7
    外観 6
    AI 第2世代
    ゲーム 6
    コスパ 6
    価格:
    264,880円(税込)

    国内の大手電機メーカーでは初となる Lunar Lake 搭載ノートPC。
    重量は958gと、1kg以下の軽さで、携帯性に優れます。

    内蔵メモリ 32GB の Core Ultra 7 258V を搭載する14型ノートで、ストレージは1TB。
    500万画素の顔認証付きカメラを持ち、通信は最新の Wi-Fi 7 に対応。
    モニターの解像度は 1920x1200、縦横比は 16:10。

    バッテリーは 54Wh のようですが、自分で交換することができるセルフ交換バッテリー機能を備えています。

    スペック的にはバッテリー交換以外、BTOメーカー(マウス、ドスパラ、パソコン工房)のものと大差ないので、割高感はありますが、国内家電メーカーの信頼性やサポート、付属ソフト等を重視する人にお勧めです。

    基本仕様

    14型 液晶モニター (16:10)、Core Ultra 7 258V、メモリ 32GB CPU内蔵、NVMe SSD 1TB、重量958kg、バッテリー54Wh、顔認証、Wi-Fi 7、Thuinderbolt4 x2

    公式案内icon 製品ページicon

Core Ultra 200H(Arrow Lake)搭載機

2025年3月から普及している Intel(インテル)の CPU を搭載したノートPCです。
AI 性能は Lunar Lake(Core Ultra 200V)に劣りますが、内蔵のグラフィック機能は上位型と同等で、価格が安くてハイパワー。 コストパフォーマンスに優れています。
第13/14世代 Core の後継と言える CPU です。

  1. ASUS Zenbook 14 UX3405CA

  2. ASUS Zenbook 14 UX3405CA

    Core Ultra 200H いよいよ登場

    処理速度 9
    携帯性能 7
    液晶画面 9
    付加機能 7
    外観 8
    AI 第1世代
    ゲーム 5
    コスパ 9
    価格:
    179,800円(税込)

    新設計 Arrow Lake の新型 CPU である Core Ultra 200H シリーズ を搭載する、14型ノートの新型モデル。
    Arrow Lake は初代 Core Ultra(Meteor Lake)の改修型で、つまりベースが第一世代であり、第二世代である Lunar Lake よりも一部の性能で劣ります。
    しかし電力量を増やして処理能力をカバー、結果として省電力性能は下がっているものの、安価ながら高い性能を持つに至っています。

    本機は ASUS お得意の OLED(有機ELディスプレイ)による非常に美しい画面を持ち、大型バッテリーを搭載して駆動時間も補い、それでいて重さは1.28kgと、サイズとバッテリーを考えると破格の軽さ。
    いくつかのバリエーションがあり、Core Ultra 5 や 9、ストレージ1TBやメモリ32GBモデルなどが存在します。

    基本仕様(Core Ultra 7 機)

    14型 有機EL(16:10、タッチパネル)、Core Ultra 7 255H、メモリ 16GB/32GB、NVMe SSD 512GB/1TB、重量1.28kg、バッテリー75Wh、顔認証、Wi-Fi 7、Thunderbolt4 x2

    公式紹介 Amazon

  3. Lenovo Yoga Pro 7i Gen10 Aura Edition

  4. Lenovo Yoga Pro 7i Gen10 Aura Edition

    3K OLED の高級モデルが登場

    処理速度 9
    携帯性能 6
    液晶画面 10
    付加機能 8
    外観 7
    AI 第1世代
    ゲーム 5
    コスパ 8
    価格:
    189,860円(Core Ultra 7 時)

    レノボのスタイリッシュワーキングノート Yoga Pro シリーズの新型。
    14.5型のノートPCで、3K(3000x1876)の高解像度の OLED(有機ELディスプレイ)でありながら、リフレッシュレートは120Hz、しかもタッチパネルという高性能モニターを持ちます。

    Core Ultra 7 255H はハイパワーな分、発熱と電力消費は大きめですが、強力な冷却装置と 84Wh という大型バッテリーでそれを補っています。
    そのため重量は1.54kgありますが、スペックを考えるとだいぶ軽い方。
    スピーカーも4つあり、動画作成/視聴にも向いた製品です。

    なお、Ryzen AI 7 350 搭載機も存在し、処理性能は Core Ultra 7 255H に少し劣りますが、AI 処理(NPU)は第2世代です。

    基本仕様(Core Ultra 7 搭載機)

    14.5型 有機EL(3K、16:10、120Hz、タッチパネル)、Core Ultra 7 255H、メモリ 32GB、NVMe SSD 1TB、重量1.54kg、バッテリー84Wh、顔認証、Wi-Fi 7、Thunderbolt4 x2、スピーカー4ch

    Core Ultra 機 Ryzen AI 機

  5. HP OmniBook 7 14-fr

  6. HP OmniBook 5 16-ag

    NEW! Core Ultra 200U も登場

    処理速度 6
    携帯性能 6
    液晶画面 6
    付加機能 6
    外観 8
    AI 第1世代
    ゲーム 4
    コスパ 10
    価格:
    99,800円(定価17.8万円)

    省電力CPUの新型 Core Ultra 200U シリーズを搭載する HP の14型新モデル。
    第14世代 Core の省電力型である Core 5 120U などより性能はやや低めですが、AI 機能があって、より省電力で低発熱なのが特徴です。

    なにより魅力なのは価格で、なんと Core Urtra 5 225U 搭載機なら(7月時点で)約10万円!
    先に挙げた Ryzen AI 5 の10万円機は16型でしたが、こちらはそれより処理能力は劣るものの、携帯に向く14型であるのがメリット。
    重さも1.4kgで、安くて持ち運び可能なノートPCを探している人に向きます。

    通信も最新の Wi-Fi 7、長時間バッテリーで500万画素のカメラを持ち、桜色のカラーがあるのも良いです。
    なお、価格は高くなりますが、Core Ultra 7 や 200H を搭載するタイプもあります。

    基本仕様(Core Ultra 5 モデル)

    14型 液晶モニター(16:10)、Core Ultra 5 225U、メモリ 16GB、NVMe SSD 512GB、重量 約1.41kg、バッテリー公称16時間、顔認証、Wi-Fi 7、Thunderbolt 4

    製品ページへicon

Ryzen AI 9(Zen5)搭載機

2024年8月から普及している AMD の CPU を搭載した新世代 AI PC です。
従来より低い電力でバランスの取れた高性能を発揮でき、内蔵するグラフィック機能も優秀。
ただ、ライバルの Lunar Lake や Snapdragon X はもっと低消費電力なので、比較して消費電力は多めだけど高性能なCPU、という位置付けになっています。
価格が高いため、主にゲーミングノートに使われています。

  1. ドスパラ GALLERIA DL9R-IG-C4A

  2. GALLERIA RL7C-R46-C5N

    Ryzen AI 9 搭載なのに一般向け

    処理速度 10
    携帯性能 6
    液晶画面 8
    付加機能 5
    外観 5
    AI 第2世代
    ゲーム 6
    コスパ 9
    価格:
    179,980円(税込)

    高性能な Ryzen AI 9 HX 370 を搭載しながら20万円以下の価格に抑えられている、Ryzen AI 9 搭載機としては最安クラスのノートPC。
    Ryzen AI 9 はハイスペック機向けのため、ゲーミングノートに使われることが多いのですが、本機はあえてビデオカード未搭載。
    それでも内蔵グラフィック機能が優秀なため高めの3D性能があり、処理能力が非常に優れているため、あらゆる用途で活用することができます。

    14型で3K(2880x1800)の高解像度モニターを持ち、リフレッシュレートも120Hz。
    重量は1.5kgで軽量ではありませんが、スペックを考えるとむしろ軽い方。
    クリエイターモデルということになっていますが、事務もゲーミングもいけるノートです。

    基本仕様

    14型モニター(3K、16:10、120Hz)、Ryzen AI 9 HX 370、メモリ 32GB、NVMe SSD 1TB、重量1.5kg、バッテリー79Wh、顔認証、Wi-Fi 7(160MHzまで)、USB4

    製品ページ レビュー

Snapdragon X(ARMプロセッサ)搭載機

2024年6月登場の Qualcomm(クアルコム)の CPU を搭載する AI PC です。
消費電力と発熱が低く、スリープからの復帰が高速、スリープ中でもネット接続を維持できるといった、他にない特徴を持ちます。
しかし動かないソフトウェアが多い ARM版 Windows を使わなければなりません。
ARM版Windows の注意点は こちら にまとめています。

  1. ASUS Zenbook SORA

  2. ASUS Zenbook SORA

    まるで陶器のような質感の軽量機

    処理速度 6
    携帯性能 9
    液晶画面 7
    付加機能 6
    外観 9
    AI 第2世代
    ゲーム 3
    コスパ 6
    価格:
    179,800円(税込)

    日本での市場調査を基に作られた、軽量・長時間駆動の14型ノートパソコン。
    軽さと駆動時間の両立のため Snapdragon X を搭載し、まるでセラミック(陶器)のような質感を持つ、軽量高耐久かつ渋い風合いの新素材「セラルミナム」で成形されています。

    899g という軽さで、駆動時間は公称23時間、動画再生時でも16時間。
    CPU に Snapdragon X(無印)を使用しており、性能は高くありませんが、それでも初代 Core Ultra に近い処理性能を持ちます。

    基本仕様

    14型 液晶モニター(16:10)、Snapdragon X X1-26-100、メモリ 16GB、NVMe SSD 512GB、重量899g、バッテリー48Wh、顔認証、Wi-Fi 6E、USB4 x2、ARM版Windows、メディアコントロール付きパッド

    公式紹介 レビュー Amazon

おすすめ安価ノートパソコン

  1. Inspiron 14 (2024年モデル)

  2. Inspiron 14

    第13世代 Core i5 で最安級

    処理速度 4
    携帯性能 5
    液晶画面 4
    付加機能 5
    外観 6
    AI 0
    ゲーム 2
    コスパ 10
    価格:
    6~9万円台(WEB価格、変動)

    第13~14世代の Core i5 で約7~8万円台という超格安パソコン。
    省電力型ながら第13世代以降の Core i5 を選べるので、標準的に使える能力を備えます。
    デルのWEB販売はセールで価格がかなり変動しますが、安い時には6万円台で買えます。

    ここでは Core i5-1334U を選択し、メモリを16GB(グラフィックも Iris Xe)にしたものを、格安機としてお勧めします。
    Core i3 は能力が低く、値段もあまり変わらないのでお勧めしません。
    Core 5 120U や Core 7 150U は中身は第14世代ですが、第13世代 Core と大差ない能力で、その割に高いのでお勧めできません。
    AMD 機は Ryzen 7 8840U 搭載機なら、コストパフォーマンスに優れます。

    基本仕様(Core i5、メモリ16GB時)

    14型モニター(16:10)、Core i5-1334U、メモリ 16GB DDR5、NVMe SSD 512GB、重量1.54kg、バッテリー41Wh、カラー3色

    製品ページへ Amazon

追加紹介

見どころがあったり、ユニークな特徴を持つノートパソコンを取り上げています。

  1. FMV Note C

  2. FMV Note C

    Z世代向けファンレス機

    処理速度 3
    携帯性能 8
    液晶画面 7
    付加機能 7
    外観 8
    AI 第1世代
    ゲーム 2
    コスパ 4
    価格:
    177,000円(メモリ16GB機)

    ファンレス、つまり送風機がなく、ほぼ無音で動作する13型ノートパソコン。
    Mac にはファンレス機はそれなりにありますが、Windows PC では非常に珍しいです。

    ファンがないと冷却が困難なため、処理性能は高くありません。
    しかし非常に静かに動くため、教室や図書館などでの使用に向いており、富士通は「Z世代向けノートPC」として売り出しています。
    授業や会議の資料を自動でキャプチャして保存する独自アプリなども備わっています。

    ファンレスだと本体を薄くすることもできるため、厚さはたったの14mm。
    重さは1.19kgで、コンセプトを考えるともう少し軽くして欲しかった気もしますが、バッテリーがサイズの割に大きめで、駆動時間を優先したようです。
    見た目もスマートで、唯一無二の製品と言えます。

    基本仕様

    13.3型モニター(16:10)、Core Ultra 5 134U / Core Ultra 7 164U、メモリ 8GB/16GB、NVMe SSD 256GB/512GB、重量1.187kg、バッテリー 動画再生13.6時間、顔認証、Wi-Fi 7、ファンレス機、本体カラー3色

    製品ページへicon Amazon


データや価格、セールの有無は、あくまで更新時点のものです。
ゲームができるパソコンが欲しい方は おすすめゲーミングPC のページをご覧ください。

CPUの性能一覧は こちら でまとめています。
昨今のパソコンの世代や動向については CPUロードマップ のページで解説中です。

パソコンの各評価は以下を基準に行っています。

  • 処理性能CPUの性能です。ノートパソコン用CPUとしての評価です。ベンチマークのスコアを元にしています。10を超える製品が出てきたので基準を再考予定。
  • 携帯性能:サイズ、重さ、バッテリー駆動時間を元に評価しています。15型以上は持ち運びに向かないので評価を低くしていますが、通常、テンキーがあるのは15型以上です。バッテリーは40Whなら、使用電力が40Wの状態だと1時間、20Wだと2時間持つことを意味します。
  • 液晶画面:モニターの解像度発色コントラスト比視野角リフレッシュレート等の評価ですが、9以上は有機EL用としています。
  • 付加機能接続端子、顔・指紋認証、WEB会議補助機能、各種センサー、タッチパネルとペン、高級スピーカー、初期ソフトなど、備わっているハードやソフトの評価です。ARMプロセッサは長所と短所が大きいので、今のところ「一長一短」と表記して数値を付けていません。
  • 外観:独断ですが…… 見た目の良さ、デザイン性です。6を基準としています。
  • AI:CPUのAIコア(NPU)の評価です。第1世代が10~20TOPS、第2世代は40~50TOPSです。
  • ゲーム:グラフィック性能(3D描画性能)です。一般ノートPCとしての評価です。主に3D描画のあるゲームに影響するため「ゲーム」としていますが、CAD(設計ソフト)等にも関わります。ゲームでも3D描画のないものには影響しません。
  • コスパ:コストパフォーマンス(費用対性能)の良さですが、基本的に安いほど高評価です。