【 現在のゲーミングパソコンの選定基準 】
- CPU は新型の Core Ultra か Ryzen シリーズ
- Core Ultra 200(Arrow Lake)や Ryzen 9000(Zen5)などの新世代CPUを優先
- ビデオカードは GeForce 4000 / 5000 シリーズ
- 高価すぎないもの。GeForce RTX 5070Ti 以下の製品が中心
- 機能と価格のバランスが良く、信頼とサポートのあるメーカーであること
今月は GeForce RTX 5070 搭載機3つ、Ryzen 7 X3D 搭載機2つ、安価なデスクトップ機5つ、ゲーミングノート4つを紹介しています。
【2025年3月(中旬)の市場動向】
最新ビデオカード「GeForce RTX 5000」シリーズが順当に発売されています。
2月末に GeForce RTX 5070Ti、3月5日に GeForce RTX 5070 が発売され、当初発表されていたデスクトップ用は一通り出そろいました。
GeForce RTX 5060 と 5060Ti については4月に出るという噂が飛んでいますが、3月18日時点で正式発表はありません。
アメリカで開催中の NVIDIA のイベントでも言及はありませんでした。
ノートパソコンの GeForce RTX 5000 シリーズ搭載機は3月末から発売されますが、当面は高額機のみ。
ミドルクラスの RTX 5000 シリーズはデスクトップでもまだこれからなので、買いやすい価格の製品が出てくるのはしばらく先のことと思われます。
当ページのリストは、最新 Core Ultra 7 の GeForce RTX 5070 搭載機、Ryzen 7 9800X3D の GeForce RTX 5070Ti 搭載機、それ以外とノートパソコン、という形に改めています。
AMD のゲーム用CPU「Ryzen 7 9800X3D」は高性能ですが、上位ビデオカードを搭載していないとコストパフォーマンスが良くないため、GeForce RTX 5070Ti 以上用としています。
それ未満のビデオカードを搭載する場合、X3D にするお金でビデオカードのランクを上げた方が良いです。
※一般のノートパソコンのおすすめは こちら のページをご覧ください。
※価格は2025年3月19日時点のものです。セールは終了していることがあります。
※製品リンクにはアフィリエイトが含まれています。
GeForce RTX 5070 搭載機
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G-Tune DG-I7G6T(ホワイトカラー)
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NEW! 信頼性の 5070 搭載機
処理速度 9 3Dゲーム 9 冷却 9 使い勝手 7 拡張性 5 外観 9 コスパ 5 - 価格:
- 397,500円 (税込)
マウスコンピューターの主力ゲーミングPC「G-Tune」の GeForce RTX 5070 搭載モデル。
CPU も新設計 Arrow Lake の新型モデル Core Ultra 7 265 を搭載しており、高い処理能力を備えている。
ホワイトモデルは白い筐体の中に青く光るファンを備え、涼やかで美しい。GeForce RTX 5070 は3月に登場したばかりで、ハードウェア性能はもちろん、最新のグラフィック技術 DLSS4 を使用することで、対応タイトルなら従来より一回り高い性能を発揮できる。
マウスコンピューターは品質管理を強化し、BTOメーカーとしては破格の3年保証を実現、より信頼性の高さをアピールしており、安心感がある。
基本仕様
Core Ultra 7 265(Pコア8/Eコア12)、240mm水冷クーラー、GeForce RTX 5070 12GB、メモリ 32GB DDR5、NVMe SSD 1TB、電源 750W BRONZE、幅20.5x高40x奥41、LEDケースファン、側面ガラスパネル、Thunderbolt 4、Wi-Fi 6E、注文時 HDD/SSD を追加可、マザーボード B760
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GALLERIA XA7C-R57 Intel Core Ultra 搭載
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NEW! 拡張性の 5070 搭載機
処理速度 9 3Dゲーム 9 冷却 8 使い勝手 7 拡張性 8 外観 6 コスパ 7 - 価格:
- 314,980円(税込)
ドスパラの主力ゲーミングモデル「ガレリア」の GeForce RTX 5070 搭載モデル。
こちらも CPU は Arrow Lake の Core Ultra 7 265F で、最新の優れた性能を誇る。
Ryzen の一般向け最新 CPU(Ryzen 7 9700X)より消費電力は多いが、その分パワーがあるため、ミドルクラスのゲーミングPCは Core Ultra が中心になるだろう。ドスパラのデスクトップPCは拡張性に優れ、ストレージの増設スロットが多い。
上級者ならオーバークロックも可能で、あとから手を入れたい人に向いている。
最近はホワイトのケースも選べるようになった。もちろん、構成に対する価格の安さも大きな魅力だ。
基本仕様
Core Ultra 7 265F(Pコア8/Eコア12)、GeForce RTX 5070 12GB、メモリ 32GB DDR5、NVMe SSD 1TB、電源 750W GOLD、幅22x高48x奥44、注文時 NVMe SSD/HDD/SSD を追加可、マザーボード B860
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LEVEL∞ M-Class LEVEL-M88H-265F-TKX
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NEW! 割安な 5070 搭載機
処理速度 9 3Dゲーム 9 冷却 6 使い勝手 6 拡張性 7 外観 8 コスパ 7 - 価格:
- 294,800円 (税込)
大手BTOメーカーの中では今のところ最も安い Core Ultra 7 265F + GeForce RTX 5070 搭載モデル。
従来のパソコン工房の主力ゲームPCである LELEL∞(R-Class)よりも一回り小型で、LEDファンによって美しく彩られ、透明のガラスサイドパネルを用意、ホワイトカラーも選ぶことができる新ケース「LEVEL∞ M-Class」の製品のひとつ。
ただし、この価格はメモリ16GBの場合のもので、32GBにするとやはり30万円は超える。それでも安さと装飾性を両立しており、魅力のあるモデルと言える。
基本仕様
Core Ultra 7 265F(Pコア8/Eコア12)、GeForce RTX 5070 12GB、メモリ 16GB DDR5、NVMe SSD 1TB、電源 850W GOLD、幅20.6x高41x奥43、注文時 NVMe SSD/HDD を追加可、マザーボード B860
Ryzen 7 9800X3D 搭載機
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G TUNE FG-A7G7T
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NEW! 新生 G-Tune お披露目
処理速度 9 3Dゲーム 9+α 冷却 10 使い勝手 7 拡張性 8 外観 9 コスパ 4 - 価格:
- 499,800円 (税込)
この2月、マウスコンピューターのゲーミングモデル「G-Tune」は20周年を機にリブランドを実施した。
刷新された大型のフルタワー筐体に、最新のビデオカード GeForce RTX 5070Ti と、人気のゲーム用CPUである Ryzen 7 9800X3D を搭載。
価格は高いが、標準でメモリ32GB、ストレージ2TB、高級電源、大型水冷クーラーを備える。アルミ製の新ケースは赤と黒のカラーリングで、水冷クーラーのものも含めて7つの発光ファンを持ち、ガラスの側面パネルから中の様子を伺える、装飾性も重視されたものとなっている。
G-Tune はカスタマイズPCとしては拡張性はやや低めだが、本機に関しては背面側に2機分の HDD/SSD マウンタ(収納器具)を備えるなど、ストレージの増設はしやすい。品質管理を強化して標準で3年の保証期間を付けるなど、信頼性も重視されている。
なお、GeForce RTX 5000 シリーズは品薄が報じられているが、マウスでは相応の在庫を確保できているとのこと。基本仕様
Ryzen 7 9800X3D(Zen5、8コア、ゲーム向け積層キャッシュ)、360mm水冷クーラー、GeForce RTX 5070Ti 16GB、メモリ 32GB DDR5、NVMe SSD 2TB、電源1200W PLATINUM、幅24x高51x奥50、DVDドライブ・無線LANあり、NVMe SSD 追加可、マザーボード B650
※3Dゲーム評価の「9+α」とは、GeForce RTX 5070Ti の性能評価は9で、新しいグラフィック機能 DLSS 4 や、ゲーム用CPU X3D といった追加の影響を +α としています。具体的にどの程度かは動かすソフトウェアによります。
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GALLERIA XA7R-R57T 9800X3D搭載
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NEW! ゲーマー向け X3D 搭載機
処理速度 9 3Dゲーム 9+α 冷却 9 使い勝手 7 拡張性 8 外観 6 コスパ 6 - 価格:
- 414,980円(税込)
ドスパラの Ryzen 7 9800X3D + GeForce RTX 5070Ti 搭載、最新構成モデル。
Ryzen 7 9800X3D は AMD の最新設計「Zen5」の主力CPUに、大量のキャッシュメモリを搭載した特殊なCPUで、特にゲームの動作速度が向上する。
過去モデル(Zen4以前のX3D)とは違い、ゲーム以外の実行速度も増しているため、純粋に Zen5 の Ryzen 7 の上位型と言って良い。
価格は高いが、GeForce RTX 5070Ti 以上の高性能ビデオカード搭載機で、さらにゲーミング性能を底上げしたいなら有効な選択肢となる。本機の標準のストレージは1TBだがもちろん増量は可能、注文時に NVMe SSD 1本を含め、ストレージを最大3つ追加して貰える。
また、本機は3本目のM.2スロットがあるため、自力でなら NVMe SSD をさらに追加可能。(ただし3本目はGen4x2)
オーバークロックなども含め「いじりたい人」にお勧めと言える。基本仕様
Ryzen 7 9800X3D(Zen5、8コア、ゲーム向け積層キャッシュ)、240mm水冷クーラー、GeForce RTX 5070Ti 16GB、メモリ 32GB DDR5、NVMe SSD 1TB、電源 850W GOLD、幅22x高48x奥44、NVMe SSD/HDD/SSD 追加可、マザーボード B650
ゲーミング デスクトップ
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G-Tune DG-I5G60(ホワイト)
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割安かつ定番構成の G-Tune
処理速度 7 3Dゲーム 6 冷却 7 使い勝手 7 拡張性 5 外観 9 コスパ 7 - 価格:
- 209,800円 (税込、特売モデル)
品質管理に優れるマウスコンピューターのコスパ型ゲーミングモデル。
CPUに第14世代の Core i5、ビデオカードに人気の GeForce RTX 4060 を用いた、コスパ重視の構成だ。
標準でサイドガラスパネルとLEDケースファンが備わっており見た目も美しい。GeForce RTX 5000 シリーズが登場したが、まだ 5060 は発表されていないうえに、発売されても当面は品薄が続くだろうから、ミドルクラスのゲーミングPCは今後も当面、GeForce RTX 4060 か 4060Ti が担うだろう。
なお、ここで紹介しているのは特売の「
シークレットモデル」のひとつで、通常の販売モデルより割安になっている。
基本仕様
Core i5-14400F(Pコア6/Eコア4)、GeForce RTX 4060 8GB、メモリ 16GB DDR5、NVMe SSD 1TB、電源750W BRONZE、幅20.5x高40x奥41、LEDケースファン、側面ガラスパネル、注文時NVMe/HDD/SSDを追加可
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GALLERIA RM5R-R46-W
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バランス型の良コスパゲームPC
処理速度 7 3Dゲーム 6 冷却 8 使い勝手 7 拡張性 8 外観 8 コスパ 9 - 価格:
- 187,980円(税込)
Zen4 の CPU である Ryzen 5(7500F)と、ビデオカード GeForce RTX 4060 を搭載した、コスパ重視のゲーミングPC。
最新の Zen5 は省電力性能重視でピーク性能はそれほどでもないので、ゲームPCに使うなら Zen4 も悪くない。
性能は第14世代 Core i5 と同等だが、そちらより安い。2月28日発売のモンスターハンターの最新作ワイルズが「中画質で GeForce RTX 4060 推奨」と発表したため、今のゲーミングPCはそれが基準性能となりつつあるが、本機なら CPU は十分、ビデオカードも推奨環境(高)を満たせる。
本機はガレリアの白モデルであり、ARGB(フルカラー)対応のファンも備わっていて、前面のゲート型ライトと共に、好みの色とパターンで光らせることができる。
基本仕様
Ryzen 5 7500F(Zen4、6コア)、GeForce RTX 4060 8GB、メモリ 32GB DDR5、NVMe SSD 500GB、電源 650W BRONZE、幅22x高42.5x奥44、ARGBケースファン、注文時HDD/SSDを1つとHDD1つを追加可
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NEXTGEAR JG-A5G60
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安価ゲームPCのためのブランド
処理速度 3 3Dゲーム 6 冷却 7 使い勝手 6 拡張性 6 外観 9 コスパ 9 - 価格:
- 129,800円 (税込)
マウスコンピューターの新ブランド「NEXTGEAR」の GeForce RTX 4060 搭載モデル。
若者にゲームPCを安く提供するためのWEB販売限定ブランドで、4060 搭載としては最安級。
安価なCPUである Ryzen 5 4500 搭載機は処理能力は弱いが、それでも多くの最新ゲームを高画質で動かせる能力はある。
(モンスターハンターワイルズの動作条件もギリギリ満たしている)
普段の使用も、画像/動画処理をビデオカードが肩代わりするため普通にこなせる。ケースにはガラスパネルが備わり、LEDケースファンを付ければ美しくライトアップされる。
価格は少し高くなるが、白くて発光色を変えられるARGBファンを持つホワイトモデルもある。基本仕様
Ryzen 5 4500(Zen2、6コア)、GeForce RTX 4060 8GB、メモリ 16GB DDR4、NVMe SSD 1TB、電源 750W BRONZE、幅22x高42.5x奥41、側面ガラスパネル、RGBファンは+6600円
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LEVELθ LEVEL-M17M-134F-SLX-WHITE
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安価ゲームPC パソコン工房版
処理速度 5 3Dゲーム 6 冷却 7 使い勝手 6 拡張性 7 外観 9 コスパ 7 - 価格:
- 129,800円 (価格と評価は下記構成時)
コストパフォーマンスとデザインを両立した、パソコン工房の安価ゲームPCの新ブランド。
その Core i5 / Ryzen 5 + GeForce RTX 4060 搭載機。
マウスの NEXTGEAR とコンセプトが似ているが、こちらは Intel Core も選択可能。
カスタマイズが限られており、WEB販売限定だが、そうした施策でコストを抑えている。
黒と白のケースがあり、扉のように開けられるガラスパネルの中はLEDファンで照らされていて、見た目が美しい。2024年の冬から Core i7 や Ryzen 7(Zen4 まで)、さらに GeForce RTX 4070 なども選べるようになった。
よって現在は相応に高額な構成も選択可能だ。基本仕様(一例)
Core i5-12400F(6コア)、GeForce RTX 4060 8GB、メモリ 16GB DDR5、NVMe SSD 500GB、電源 650W BRONZE、幅22x高44x奥41、側面ガラスパネル、RGBファン
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Victus 15L Desktop
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HPの小型格安ゲーミングPC
処理速度 7 3Dゲーム 4 冷却 3 使い勝手 8 拡張性 4 外観 8 コスパ (8) - 価格:
- (セールなら)10~12万円台
HPのライトゲーマー向けのブランド「Victus」の小型スリムデスクトップ。
第14世代 Core i5 を搭載、卓上に手軽に置くことができ、セール中なら約10万円という破格の安さで購入できる。
(※セール中のみお勧め。定価は16.8万円で、この値段だとお勧めできない)ビデオカードは2024年に登場した改修型のデスクトップ用 GeForce RTX 3050(6GB)で、パワーやメモリは初期型より下がっているが、必要電力が70W以下に抑えられているため、補助電源を必要としない。
通気性はお世辞にも良いとは言えないが、このパーツ構成なら発熱も低いだろうから心配はなさそうだ。
拡張性もさすがに高くはないが、HDD/SSDの収納庫を内部に1つ備えている。最新ゲームを高画質でプレイするのはちょっとしんどいが、DLSSを利用すれば、対応ゲームならカバーすることができるだろう。
やや熱が心配だが、Core i7 や GeForce RTX 4060、4060Ti を搭載したモデルもある。基本仕様 (Core i7 + GeForce 3050 6GB)
Core i5-14400F(Pコア6/Eコア4)、GeForce RTX 3050 6GB(70W)、メモリ 16GB DDR4、NVMe SSD 512GB、電源 500W Bronze、幅15.5x高30x奥34
おすすめ ゲーミングノート
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NEXTGEAR J6-A7G60GN-A
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若者向けコスパ型ゲームノート
処理速度 7 3Dゲーム 6 携帯性能 2 液晶画面 7 付加機能 5 外観 6 コスパ 8 - 価格:
- 179,800円(税込)
マウスコンピューターが発売した NEXTGEAR ブランドの新ゲーミングノート。
16型で縦横比16:10、リフレッシュレート165Hzのモニターを持ち、ビデオカードはノートPCの主流と言える GeForce RTX 4060 Laptop。
カラーはグリーン(と言うか浅葱色)で、SNSでのアンケートにより決定された。
Zen4 の CPU(Ryzen)を搭載しており、静音モードで静かに相応のゲーミング性能を出すことが可能。
上位機のため、若者向けの低価格ゲームPCである NEXTGEAR としては高い方だが、コストパフォーマンスは良い。基本仕様
16型モニター(16:10、165Hz)、Ryzen 7 7840HS(Zen4 Phoenix)、GeForce RTX 4060 Laptop 8GB、メモリ 16GB DDR5、NVMe SSD 500GB(Gen4)、重量2.29kg、バッテリー公称6時間、NVMe SSD 追加可
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ドスパラ GALLERIA RL7C-R46-C5N
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王道的ゲーミングノート
処理速度 7 3Dゲーム 6 携帯性能 3 液晶画面 8 付加機能 5 外観 5 コスパ 7 - 価格:
- 189,980円(税込)
高性能で安めのCPUと、最新性能でバランスの良いビデオカードを持つ、費用対性能を重視した構成の15型ゲーミング/クリエイターノート。
王道ゆえに面白みに欠けるが、定番の構成なので間違いなく人には勧められる。
第13世代 Core なので AI 機能はないが、モニターは2.5K解像度で高発色、リフレッシュレートも 165Hz と高性能。
十分なゲーミング性能を持つが、一応クリエイターモデルということになっている。詳しくはレビューで解説しているが、簡単に裏ブタを開けられ、掃除やストレージの増設を行えるのも良い点だ。
基本仕様
15.6型モニター(2.5K、sRGB100%、165Hz)、Core i7-13620H(Pコア6/Eコア4)、メモリ 16GB DDR5、GeForce RTX 4060 Laptop 8GB、NVMe SSD 1TB、重量2.2kg、バッテリー62Wh、顔認証、空きM.2スロット x1、メンテしやすい
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ASUS ProArt PX13 HN7306
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13型なのにGeForce 4060/4070
処理速度 9 3Dゲーム 6 携帯性能 6 液晶画面 10 付加機能 10 AI 第2世代 外観 8 コスパ 6 - 価格:
- 299,800円(GF4060 搭載機)
13.3型の小型モバイルノートなのに最新 Zen5 のノート用CPUである Ryzen AI 9 HX370 を搭載し、ビデオカードの GeForce RTX 4060 や 4070 も搭載、モニターも有機EL(OLED)というキワモノの製品。
しかもコンパーチブル(折り畳み)式の 2in1 なのでモニターを一回転させてタブレット型にでき、タッチパネルによるイラスト制作などにも活用できる。ゲーミングではなくクリエイター向けの製品なので、モニターのリフレッシュレートは一般的な 60Hz だが、そこにこだわらなければ創作だけでなく、ゲーミングマシンとしても一流だ。
レビューでは GeForce RTX 4070 搭載機を取り上げているが、約43万円と流石に高い。
だが GeForce RTX 4060 搭載機なら約30万円で、Ryzen AI 9 搭載機でビデオカード+OLEDであることを考えると、かなりお得だ。基本仕様(GeForce 4060 搭載機)
13.3型有機ELディスプレイ(16:10、3K、sRGB133%、タッチパッド)、Ryzen AI 9 HX370(Zen5、12コア)、GeForce RTX 4060 Laptop 8GB、メモリ 32GB LPDDR5X、NVMe SSD 1TB (Gen4)、重量1.38kg、バッテリー 73Wh、折り返し型 2in1、ダイヤルパッド、顔認証、ビデオカード給電OFF機能等
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ASUS ROG Zephyrus G16 GA605
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Ryzen AI 搭載主力ゲームノート
処理速度 9 3Dゲーム 6 携帯性能 4 液晶画面 10 付加機能 8 AI 第2世代 外観 8 コスパ 6 - 価格:
- 309,800円(GF4060搭載機)
Ryzen AI 9 HX370 と GeForce RTX 4060/4070 を搭載した16型ゲーミングノート。
モニターも美しい 2.5K の OLED(有機EL)で、240Hz の超高速リフレッシュレートを持つ。3基のファンを備える高度な冷却機構で高いパワーを出せるようになっており、第2世代 AI PC のハイスペック・ゲーミングノートに相応しい能力を持つ。
また、Zephyrus シリーズは薄型ゲーミングノートのブランドで、スペックの割に軽め。その分、価格は高めだが、新たに登場した GeForce RTX 4060 搭載型なら約31万円と、なんとか常識的な値段だ。
GeForce RTX 4070 搭載機は約44万円と非常に高いが、Ryzen AI 9 搭載の 2024年 最強ゲーミングノートである。基本仕様(GeForce 4060搭載機)
16型有機ELディスプレイ(16:10、2.5K、sRGB133%、240Hz)、Ryzen AI 9 HX370(Zen5、12コア)、GeForce RTX 4060 Laptop 8GB、メモリ 32GB LPDDR5X、NVMe SSD 1TB (Gen4)、重量1.85kg、バッテリー 90Wh、顔認証、ビデオカード給電OFF機能等
データや価格、セールの有無は、あくまで更新時点のものです。
一般向けのおすすめノートパソコンは こちら のページで紹介しています。
CPUの性能一覧は こちら、ビデオカードの性能一覧は こちら をご覧ください。
昨今のパソコンの世代や動向については CPUロードマップ のページで説明しています。
パソコンの各評価は以下を基準に行っています。
- 処理性能:CPUの性能です。このページの評価はデスクトップパソコンとノートパソコンを同じ基準で評価しています。よってノートパソコンはデスクトップより低めとなります。おすすめノートパソコンの基準(ノート専用の基準)とは異なるのでご了承下さい。
- 3Dゲーム:搭載するビデオカードの3D描画性能です。これもデスクトップパソコンとノートパソコンを同じ基準で評価しています。よってノートパソコンはデスクトップより低めとなります。CAD(設計ソフト)など、3Dモデリングのあるソフトウェアにも関わります。これも一般ノートパソコンとは評価基準が異なります。
- 冷却:CPUクーラー、ケースファン、通気性、ビデオカードの冷却の評価です。通気性の良いケースや大型ファン、水冷クーラー搭載なら高く評価しています。
- 使い勝手:メンテナンスしやすさ、置きやすさ、スイッチの位置や端子の数などの評価です。端子が側面や天井にあり、置く場所によっては使い辛くなる場合は評価を下げています。
- 拡張性:内部の拡張スロットやストレージの増設のやりやすさと、カスタマイズの豊富さです。中が狭くて増設スペースがない場合や、スロットが少ない場合は低くしています。
- :サイズ、重さ、バッテリーの持続時間を元に評価しています。15型以上のノートPCは持ち運びに向かないので評価を低くしており、重いほどマイナスにしています。
- :モニターの発色、解像度、コントラスト比、視野角、リフレッシュレートなどの評価です。ゲーミングノートのリフレッシュレートは120~144Hzを基準としています。
- :接続端子、顔・指紋認証、WEB会議補助機能、高速充電、ゲーミング補助機能、高級スピーカー、初期ソフトなど、備わっているハードやソフトの数と評価です。
- 外観:独断ですが…… 見た目の良さ、デザイン性です。6を基準としています。
- コスパ:コストパフォーマンスの良さです。価格に対して性能と機能がどの程度かで評価していますが、基本的に安いほど高くしています。