• 2022年の夏にリニューアルしたマウスの14型クリエイター向けノートパソコン
  • 持ち運びやすい14型ノートPCでありながらビデオカードを搭載
  • 新型のCPUに高発色モニターを備え、価格も高すぎない、そつなくまとまった製品
DAIV 4N

こんな人にオススメ!

  • 多用途で携帯可能、でも高すぎないパソコンを探している方
  • ゲームもできる小型ノートPCが欲しい方
  • ノートパソコンで色々やってみたい初心者の方
このレビューは実機の貸出を受けて作成しており、リンクにはアフィリエイトが含まれています。
レビューは公正に、忖度なく行っております。

バランス型の中道機

良く言えばバランスの取れた万能マシン。
携帯性、処理性能、ゲーミング(グラフィック)性能、高すぎない価格など、全てを一通り兼ね備えているマウスコンピューターの14型ノートパソコン。
それが今回取り上げる「DAIV 4N」だ。

DAIV 4N

ノート用の最新CPU「Core i7-1260P」を搭載し、14型の携帯しやすいサイズで、ビデオカードに GeForce GTX 1650 を搭載する。
性能が高く、最新ゲームもプレイ可能で、持ち運びにも向いている。

ただ、能力重視や省電力型ではない標準型のCPUで、ビデオカードがあるため14型としては1.44kgと重め、バッテリーも公称10時間と標準的。
モバイル機とは言い辛く、ハイスペック機とも言えない。
GeForce GTX 1650 ではゲーミングモデルとも言い辛いという、尖っていないマシンである。

だが、何でもできて不得手がないのは魅力で、そんなノートPCを求めている方にはピッタリだ。
クリエイターモデルのひとつであるためモニターは高発色で、高性能な接続端子 Thunderbolt 4 も備わっている。
価格も(10月時点で)税込199,800円と、ギリギリだが20万円以下。
すべてにおいて、良い感じにまとまっている。

以下、その詳細をレビューしていきたい。

外観

デザインとモバイル性能

色は暗めのメタリックシルバーだが、強い光沢があり、明かりの下では光って見える。
しかも反射の影響か、強い光の下では少し青みがかった色になる。
ギラギラしているが、金属的で美しい天板という印象だ。

表面には梨地加工が施されており、角張った形状で、指紋や手の跡は付きにくい。

本体の素材は不明だが、天板はアルミ素材のようにひんやりしていて、硬さがある。
ただ、底面とキーボードの周囲はプラスチック系の質感だ。

DAIV 4N 天板

光の加減でかなり色が変わる天板
単なる銀色ではなく青灰色にも見える

DAIV 4N 全景

中は天板ほどギラギラしていない
シルバーと黒のカラーリング

14インチのノートパソコンとしては、サイズは標準的。
横32.4cm、縦22.5cm、厚さは19mmで、持ち運びにも適したサイズ。

重さは1.44kgで、14型ノートとしては重めだが、ビデオカード搭載ノートとしてはかなり軽め。
とりあえず、運ぶのに苦労しない重さである。

ACアダプタは約460gで、やや大きい。だが以前よりは軽量化されているようだ。

DAIV 4N 大きさ比較

A4とセミB5ノートとの比較
A4サイズより一回り大きいぐらい

DAIV 4N ACアダプタ計量

ACアダプタはコード込みで約460g
本体と合わせると約1.9kg

インターフェイス(接続端子)は、左右の側面に普通のUSBとUSB-Cが1つずつ備わっている。
14型でどちらも1つずつある機種は少なく、使い勝手はかなり良い。
また、電源ボタンが右側面にあるのが珍しい。

右側にはHDMIとイヤホンジャック、電源の差し込みもある。
左側にはクリエイターモデルには必須のSDカードリーダーと、有線LAN端子を備える。
小型のノートでは省かれ気味の有線LAN端子があるのはありがたい。
また左側のUSB-Cは、高速で充電と映像出力にも対応した最新端子 Thunderbolt4 だ。

無線通信は Wi-Fi 6(ax)に対応、もちろん Bluetooth も内蔵している。

DAIV 4N 左側面

左側面の接続端子
多機能な Thunderbolt 4 はこちら

DAIV 4N 右側面

右側面の接続端子。電源ボタンあり
閉じているときは電源は入らない

バッテリーの持続時間は公称10時間
これも14型ノートPCとしては少なめだが、ビデオカード搭載ノートとしては長めと言える。
バッテリー容量は約53Whと、14型としては標準的な量。

Thunderbolt4 の USB-C があるので、モバイルバッテリーでの充電も可能だ。
ただし、モバイルバッテリーの出力は100W以上推奨となっている。

モニター / カメラ / サウンド

モニターは一般的な、解像度 1920x1080 の非光沢液晶。
ただクリエイターモデルだけあって高発色で、発色を示す sRGB カバー率は約100%を誇る。
Adobe RGBカバー率は74%。

台湾 Innolux 社の液晶パネルが使われており、視野角はほぼ180度で、角度による画質の劣化はほとんどない。
輝度は 300nit、リフレッシュレートは 60Hz で標準的な数値だが、コントラスト比は 700:1 と高発色液晶としては低め。
ただ応答速度は11~14msと速く、60Hzで16ms以下なら理論上、高速で動くものを映しても残像はまったく生じない。

また、本機には「X-Rite Color Assitant」という色調整ソフトが備わっている。
一般の人にはあまり関係ないが、表示される色がズレていると写真やイラストを現像/印刷した際に映っていたものと異なってしまうため、創作や出版に携わる人には必要だろう。

DAIV 4N モニタ外観と X-Rite

sRGBカバー率100%、さらに正しいsSRGBの色に自動で調整してくれる

DAIV 4N ヒンジ

ヒンジの開く角度は140度ほど
左右のベゼル幅(枠)は6mmと小さい

カメラは100万画素(HD画質)と一般的な画質だが、顔認証に対応している。
カメラを見るだけで手軽にログインでき、セキュリティ的にも安心だ。
ただしマスクは認証時に外す必要がある。

サウンドには定番の音響システム Dolby Atmos のイコライザー(音声調整ソフト)が導入されている。
ドルビー対応のイヤホンやヘッドホンを使えば、高度な立体音響を体験することができる。

もちろんスピーカーの音も、ドルビーの効果で高音質になる。
ただし、ドルビーのイコライザーはなぜか最初はオフなので、すぐにオンに切り替えよう。

映画向けやミュージック向けなどの設定があるが、自動調整してくれる「ダイナミック」が手軽でお勧めだ。
ただ、本機のスピーカーは、ちょっと音が軽い印象もある。

Dolby Atmos 設定画面

イコライザーにより音質は大きく変わる
ドルビー対応機器があるならより嬉しい

Dolby Atmos イコライザー

細かい調整も可能だが、ダイナミックによる自動調整で良い印象。すぐに適用を

キーボード

14インチのノートパソコンであるためテンキーはないが、キーボードの広さは十分。
キーピッチ(間隔)は標準的な19mmで、キーストローク(深さ)も浅くなく、適度な抵抗と反発が備わっている。
やや硬めのボタン型キーボードで、違和感のない軽快なタイピングができた。

バックライトもあり、初心者が暗がりで使うときでも困ることはないだろう。

ただ、カーソルキーが縦半分の小型サイズで、しかも ← と → のキーのすぐ上に、Page Up と Page Down のキーがくっついている。
これは正直、誤操作を招きそうだ。
画像加工ソフトなどはカーソルキーを割と使うので、私的にはこの配置はどうかと思う。

DAIV 4N キーボード

十分なサイズで扱いやすいキーボード
キータイプは普通に行えるが…

DAIV 4N カーソルキー

このカーソルキーは誤操作しそうで気になる。普段あまり使わないとは言え…

また、本機には3つの動作モード(パワーセッティング)があるのだが、モード切り替えボタンや、Fn キーとの併用で切り替える機能はない。
動作モードの切り替えは Control Center と呼ばれるソフトウェアを通してのみとなる。

一応、タスクバーに Control Center のアイコンはあるのだが、できればキーで簡単に切り替えられるようにして欲しかった。
重要な機能だが、これだと動作モードの存在に気付かない人も多そうだ。

タッチパッドは使いやすい大きさで、触り心地も良く、指も良く滑る。
押し込みは少し硬いが、昨今のタッチパッドは押し込まなくても使えるし、操作感は良好だ。

DAIV 4N タッチパッド

若干左寄りにあるタッチパッド
マウスコンピューターは触り心地がいい

DAIV 4N Control Center 動作モード切替

動作モードはキーで切り替えられない
トレイアイコンから設定を呼び出そう

パーツ性能

処理性能(CPU)

2022年8月モデルの DAIV 4N は「Core i7-1260P」を搭載している。
第12世代 Coreのノート用CPUで、消費電力と性能のバランスが取れた標準的なタイプ。
上位型である Core i7 であり、高い処理能力を持つ。

高性能なPコアが4、消費電力や発熱の少ないEコアが8の12コア構成で、Pコアは2つの作業(スレッド)を同時に行えるため、12コア16スレッドのCPUである。

Core i7-1260P, CPU-Z

公式の TDP(消費電力と発熱の目安)は28Wだが、本機には3つの動作モードがあり、性能重視のパフォーマンスモードではより多くの電力が、静音重視のバランスや静音モードではより少ない電力が投入される。
よって本機において、28Wという目安には意味がない。

以下はパフォーマンスモードで性能測定(Cinebench R23)を行った結果と、他のノート用CPUとの比較グラフだ。

Core i7-1260P, CINEBENCH R23, DAIV 4N, パフォーマンスモード

パフォーマンスモード

Core i7-1260P, CINEBENCH R23, DAIV 4N, パフォーマンスモード, 動作再現

測定中の再現(非ブースト時)

・マルチコア性能(Cinebench R23)

Core i7-12700H:12500

Core i7-11800H:10800

Core i7-1260P:10540(本機 パフォーマンス)

Core i7-1260P:8650(標準)

Core i5-11400H:8250

Core i7-1165G7:5800

Core i7-1260P:5400(本機 バランス)

Core i5-1235U:5000

Core i5-1135G7:3850

Core i7-1165G7:3600(15W)

Core i5-10210U:3100

Core i7-1260P:3030(本機 静音)

Core i3-1115G4:2600

Celeron N4100:950

・シングルコア性能(Cinebench R23

Core i7-12700H:1810

Core i7-1260P:1770(本機 パフォーマンス)

Core i7-1260P:1540(本機 バランス)

Core i7-11800H:1520

Core i7-1165G7:1500

Core i5-11400H:1480

Core i5-1135G7:1350

Core i5-1235U:1340

Core i7-1165G7:1300(15W)

Core i3-1115G4:1300

Core i7-1260P:1250(本機 静音)

Core i5-10210U:1050

Celeron N4100:380

パフォーマンスモードの測定では非常に高いスコアが出た。
マルチコアの性能値は、標準型のCPUでありながら1万を超える。

なぜならベースTDP 28W の CPU をターボブースト中は 65W で動かし、ブーストの持続時間も約50秒と長く、さらにブースト終了後も 45W を投入し続けるからである。
オーバークロックと言って良く、そのため冷却ファンの音はかなり大きいが、同じCPUを搭載する他のノートパソコンの処理性能を凌駕する。

それだと発熱が心配になるが、ブースト中はCPUの温度が100度近くになるものの、ブーストが終わると65~75℃で安定。
キーボード表面の温度もそれほど高くはなく、しっかり冷却が行われているのがわかる。

一方、バランスモードだと、ブースト時は 65W を投入するが、ほんの5秒ほどでブーストは終了し、以後は 15W での動作となる。
標準の 28W よりも少ない電力のため、スコアは標準値よりも低い。
ただ、ほぼ無音で動作し、音がするのはブースト時のみだ。

パソコンを動かしていると一時的に高負荷になることが良くあるが、そのときのみ瞬間的にブーストして、普段は静音重視で動かす設定のようだ。
バッテリーの持ちも良いので、普段はこのモードで使うのが良いと思うが、非ブースト時に 15W というのはちょっと抑え過ぎな気もする。

静音モードはブースト時で 20W、ブースト時間は10秒ほど。そして普段は 10W で動く。
バランスモードよりさらに抑えた設定だが、すでにバランスモードで十分に静音なので、バッテリーが切れそうなときに省電力モードとして使うぐらいだろうか。

Core i7-1260P, CINEBENCH R23, DAIV 4N, バランスモード

バランスモード

Core i7-1260P, CINEBENCH R23, DAIV 4N, バランスモード, 動作再現

測定中の再現(非ブースト時)

Core i7-1260P, CINEBENCH R23, DAIV 4N, 静音モード

静音モード

Core i7-1260P, CINEBENCH R23, DAIV 4N, 静音モード, 動作再現

測定中の再現(非ブースト時)

このように、本機は動作モードごとの設定が極端で、性能が大きく変わる。

バランスモードはもうちょっと高速でも良かったように思うが、マルチコア5400、シングルコア1540というスコアは第11世代 Core と同じぐらいで、特に遅いわけではない。
それで静音かつ省電力なのは、メリットでもあるだろう。
そしてパフォーマンスモードのオーバークロックぶりは、パワーが必要な作業の際に嬉しい。

使い分けることで、より快適に活用できるはずだ。

グラフィック性能(GPU)

DAIV 4N は、ビデオカードにノートPC用の「GeForce GTX 1650」を搭載する。
現行のビデオカードの中では最下位クラスだが、それでもCPU内蔵のグラフィック機能(つまりビデオカードなし)と比べると、グラフィック性能は大幅に高い。

GeForce GTX 1650 でも3D描画のある最新のゲームはプレイ可能で、価格も安いので、コストパフォーマンスに優れる。
VRAM(ビデオメモリ)は 4GB 搭載。
軽いものであれば、3DのCAD(設計ソフト)やCG作成ソフトも扱えるだろう。

以下は 3D Mark(Time Spy)で調べた、本機のグラフィック性能だ。

DAIV 4N, GeForce GTX 1650 Laptop, 3Dmark TimeSpy
※ゲームパフォーマンス予測の1080pは解像度1920x1080、1440pは2560x1440。
Ultra は最高画質設定であることを示す。

グラフィックスコアは約3300
ノート用 GeForce GTX 1650 の標準的な数値である。
CPUを含めた総合スコアは、パフォーマンスモードで約3700だった。

動作モードはグラフィック性能への影響はないようだ。
バランスモードにしても静音モードにしても、グラフィックのスコアに差は出なかった。

他のノートPC用ビデオカードとの性能の比較は以下の通りだ。

・3D Mark: TimeSpy(全てノート用)

GeForce RTX 3080:12000

GeForce RTX 3070:10000

GeForce RTX 3060:8300

GeForce RTX 3050:5000

GeForce GTX 1650Ti:3600

GeForce GTX 1650:3300

Iris Xe(12世代CPU内蔵):1700

Iris Xe(11世代CPU内蔵):1400

人気ゲーム「エーペックス」や「フォートナイト」は高画質な設定で60fps(秒間60コマ)で動作する。
十分快適にプレイできるレベルである。

「ファイナルファンタジー15」のベンチマークは高画質で「普通」、スコアは約3500。
標準画質での測定だと「やや快適」の評価となる。スコアは約5250。

「モンスターハンターライズ」は高画質で、戦闘中に50~60fpsで動く。
こちらも快適に遊ぶことができる。

DAIV 4N, FF15ベンチマーク, GeForce GTX 1650 Laptop, 高画質

FF15は高画質で「普通」に動作

モンスターハンターライズ, 高画質

モンハンライズは50fps以上を維持する

ただし問題は、3D描画のあるゲームの実行中はファンの騒音がかなり大きいことだ。
前述したように動作モードはグラフィック性能に影響しないため、静音モードにしても動作音は変わらない。
ちょっと無視できない音のため、イヤホン/ヘッドホンを付けてのプレイをお勧めしたい。

冷却自体はしっかり行われており、高負荷なベンチマーク中でもGPUの温度は60~70℃の範囲で収まっていた。
キーボードの表面もそれほど熱くはならない。
クリエイターモデルなので、動作音よりも冷却や安定性を重視しているのかもしれない。

本機は「Fan Speed Setting」というソフトでファンの回転数を手軽に調整することができる。
温度にもまだ余裕があるので、動作音が気になる人はGPUファンの60~80℃の回転数を下げてみても良いだろう。
ただし、あくまで自己責任で。

DAIV 4N, Fan Speed Setting
※初期設定だと60℃でファンを最大の80%のスピードで回すが、ちょっと回し過ぎかも。
ただし回転数を下げると冷却は悪化するので、下げ過ぎには注意。

ストレージ(記録装置)とメモリ

本機の標準搭載のストレージには容量512GBの NVMe SSD が使用されている。
小さなスティック型の SSD で、従来のものより大幅に高速だ。

標準搭載のものは第3世代 PCIe(Gen3)のもので、第4世代(Gen4)より速度に劣るが、一般の用途では不足はない。
ただ、容量512GBというのは性能や用途を考えると少し心もとない。

カスタマイズで第4世代(Gen4)のものや、1TB、2TB の製品に変えて貰ることもできるので、価格は高くなるが、必要に応じて選択しよう。

以下はベンチマークソフト Crystal Disk Mark で計測した、試用機の SSD の速度だ。

DAIV 4N, Crystal Disk Mark, default

標準設定での測定

DAIV 4N, Crystal Disk Mark, NVMe SSD mode

NVMe SSD 設定の測定

読み込み速度は 2240MB/s、書き込み速度は 1150MB/s。
ランダムアクセス(3段目、バラバラのデータの処理)も含め、NVMe SSD としてはやや遅め。
使われていたのはマイクロン社の製品で、速度より省電力重視のようだ。

メモリは標準で 16GB 搭載されており、カスタマイズで 64GB まで増量可能。
現在の標準的なメモリと言える「DDR4-3200」が使用されており、2本のメモリにデータを分散して高速化するデュアルチャネルで動作している。

16GB あれば一般用途では十分だが、もしクリエイターの方で、画像を大量に読み込んだり、動画編集をするのであれば、メモリは多めにしておいた方が動作が安定するだろう。

総評

ノートパソコンは小型化すれば性能は犠牲になって、グラフィック性能を持たせれば携帯性は削らざるを得ず、万能を目指せば高価になる。
なにを優先するのか、どこに合わせるのかでその個性が決まるが、本機はすべてにおいて中間に位置するマシンだ。

一流の能力を持つスペシャリストではないが、なんでもそつなくこなせるゼネラリストであり、どうせパソコンを買うならアレもコレもしたい、という人に向いている。

初心者にもお勧めのマシンと言える。
初心者だとパソコンを買ったら色々とやりたくなるが、大抵のノートパソコンは何かに特化していて「色々」はできない場合が多い。
だが、本機なら作業もゲームもでき、高発色でドルビーサウンドを持つので動画視聴にも向く。
それでいて14型かつ1.5kg以下と、携帯も可能なサイズである。
多くの人がノートパソコンに求めているであろうものが、ここにはある。

一方、動作モードの切り替えで標準以上のハイパワーを出せるので、必要なときに高負荷な処理も可能なのは、クリエイターモデルらしいと言える。

バランスの良いマシンを求めている人や、小型ゲームノートが欲しい人、ノートPCが欲しいけどやりたいことはフワッとしている人に、お勧めの製品だ。

DAIV 4N

DAIV 4N(2022年8月モデル)

形式:14インチ ノートパソコン
CPU:Core i7-1260P(第12世代Core、12コア)
グラフィックス:GeForce GTX 1650 4GB
メモリ:16GB(DDR4-3200、8GBx2)
ストレージ:512GB NVMe SSD(Gen3x4)
モニター:解像度1920x1080、sRGBカバー率 約100%
サウンド:Dolby Atmos 搭載
通信:Wi-Fi 6、Bluetooth 5
モバイル性能:約1.44kg、バッテリー公称10時間、顔認証
その他:3段階の動作モード、Thunderbolt4、色調整ソフトあり
価格:税込199,800円

※詳細はマウスコンピューター公式サイトをご覧下さい。
※プレミアムモデルはメモリ32GB、SSDが1TBになったものです。
※同名の旧モデルがあるのでご注意ください。
※仕様・価格は時期により変更の可能性があります。

執筆:2022年10月23日